ハクサンシャクナゲ
2018/04/07 (since2014/06/08)
開花は華やかに
ハクサンシャクナゲの開花は濃いピンクの蕾から薄桃色の花となり、
時間と共に白くなっていく。濃いめの緑の葉が花を引き立たせる。
2015年6月下旬、ついに開花直後の色の濃い花を捉えることができた。
上の写真で左奥でぼけている花の方のアップで、
手前の花が前ボケとなっている。
湯ノ湖にて
2014年に改めて撮影に行って、湯ノ湖の湖畔から流れる湯川べりに
ハクサンシャクナゲが咲いているのを確認した。
3年前と同じ7月上旬だが、花の状態がかなりよく、咲き始めで薄桃色の部分がある。
湯川の水は透き通っていて、水がないように見えるくらいだ。
なんて可愛らしいつぼみだろう。花自体は黄味がかった白が主体だが、
薄桃色の蕾が、花全体に彩りを与えてくれている。
倒木が異様な状態で川に倒れていて、
まるでジャングルに咲いたような雰囲気になった。
シャクナゲの葉がこんなに瑞々しくパンパンな状態は珍しい気がする。
白根山にて
白根山では山頂の手前にハクサンシャクナゲの茂みを見ることができた。
茂みの大きさからすると、もっと花数があってもいいような気もするが、
蕾も花がらもなく、2012年はこのレベルの花付きなのかもしれない。
咲いている花そのものは高山に咲いているだけあって、
外連味のない瑞々しい花であった。
初めての撮影
下の記事は2011年に撮影し、2014年に書いたものである。
まずは下の写真をご覧いただこう。
7月上旬だが、湯ノ湖の辺りにシャクナゲが咲いている。
アズマシャクナゲなら5月末〜6月上旬で、もう少し、ピンクがかった花ですし、
遅い花でもこんなに瑞々しい花は見れないのではないか?
周囲にある明らかにアズマシャクナゲの木なんか、
完全に茶色くしおれきっている
では、この花はなにか?ネットで調べても、
この時期の湯ノ湖の花の情報は殆どない。
そこで、おそるおそる、話題を提供することにした。
ハクサンシャクナゲである。
男体山や白根山など周囲の山には咲いているらしいから、
当たっているかもしれない。
違うよ、これは○○よ、大歓迎である。教えてほしい。
湯ノ湖にアズマシャクナゲを見に行ったことがある人は、
ああアソコだ!とわかる風景だろう?
湖尻で川沿いのあの景色だからね。それにしても、立派な株だこと。
花をアップするとご覧のようなかなりの白花だ。
栗駒山で見たものは、もう少し赤みを帯びていた。
このへんはイメージ画像。
川筋にようやく朝日が入った時間帯で、花にはまだ日が当たらない。
早起きは3文の徳したね。
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