キツリフネ

2018/06/07 (since2010/09/19)

| 小田代ヶ原 | 裏見の滝 |

早朝

戦場ヶ原から湯川赤沼橋を通って小田代ヶ原は初めて歩くルート。
天候にも恵まれ、思いのほかの収穫があった。この露に濡れたキツリフネもその一つ。

キツリフネ

日の出から1時間半ほどたつが、
湿原全体には日差しが当たらず、静けさに包まれていた。

2013/8月上旬撮影 by Shin
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/125, -0.67EV

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小田代ヶ原

キツリフネを見るのは、私の歩いた所では小田代ヶ原だけだ。

キツリフネ

昼ともなると朝露は消え、草原で輝く大株に成長したキツリフネ。

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キツリフネ

あっち向けホイ。

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キツリフネ

小田代ヶ原でキツリフネはササに紛れて咲いていることが多い。
この写真はササに包まれている感じであろうか、背丈もいい勝負だ。

2013/8月上旬撮影 by Shin
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/160, -0.67EV

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キツリフネ大株

木道の反対側のキツリフネの大株、露がもう無くなっていた。

この写真を撮っているとき、カッコウなどの声が聞こえ湿原の朝を味わっていたのだが、
突如としてラジオ体操の音が聞こえてきた。
中年の男性がラジオを聴きながら歩いていたのだ。
よくいえば、熊除けの音だろうが、山を楽しむものとしていかがなものだろうか。
10人も出会わないこの山歩きで、今日はラジオを聴いているの人に
3人(いずれも高齢の男性)に出会ってしまい、本当に残念なことだと思った。

2013/8月上旬撮影 by Shin
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/100, -0.67EV

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キツリフネ花

標本

キツリフネの花が正面のものと横を向いているもの、標本のように撮れました。
もうここは小田代ヶ原と言ってもいいでしょう。分岐から長く続いた森林地帯を抜け
だいぶ開けたところ、あと数分であの貴婦人で有名なダケカンバにも出会えます。
このへんは植生も豊かで、近くにはアキノキリンソウやハクサンフウロ
アザミの群落(まだツボミのようでした)などが見られました。

2010/8月下旬撮影 by Shin
EOS KISS DigitalN 70-200 f2.6
f3.2, 1/320

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キツリフネ

茂み

木道が小田代ヶ原の外輪でつくったせいか、
右側の茂みと左側の草原(湯川の方から来ました)と
完全に分かれています。キツリフネの花はこの右側にあって、
高いものでは2mくらいあるでしょうか、
茂みの中で埋もれずに群落を形成しているようでした。

2010/8月下旬撮影 by Shin
EOS KISS DigitalN 70-200 f2.6
f3.2, 1/1000

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朝露とキツリフネ

露のきらめきは宝石のごとく、上の写真と見比べてみてください。

2013/8月上旬撮影 by Shin
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/200, -0.67EV

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裏見の滝

裏見の滝に行くと普段はタマアジサイしか目に入らないのだが、
7月下旬と少し早めに来たのがよかったのか、キツリフネが咲いていた。

キツリフネ

キツリフネはあった、というレベルだが、イワタバコやミヤマママコナなど
裏見の滝周辺も植生が豊かだということが最近わかってきた。

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辞典で詳しく調べる
ツリフネソウ科ツリフネソウ属キツリフネ

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