ダイモンジソウ
2019/07/17 (since2014/09/21)
| しゃくなげ橋 |
涼を求めて
涼を求めて湯川の流れにダイモンジソウの図である。
湯川に咲くダイモンジソウの花期は長いようで、
8月の上旬にはちらほら咲き始め9月下旬くらいまで楽しめるようだ。
花が出揃った。8月は全体としての花数が少なめでまばらだが、
若く充実した花が揃っていて、クローズアップに向いているかな。
湯川のダイモンジソウ、岩肌に張り付いた姿は代表的なシーンかと思う。
下には冷たい水が流れて、いかにも気持ちよさそう。
しゃくなげ橋
驚き!、としかいいようがない。
しゃくなげ橋でバスを降りたのも偶然なら、岩場まで行ったのも気まぐれだったから、
ダイモンジソウの大群落は予想も期待もしていなかったことだからだ。
9月中旬、違った季節に違ったルートをたどれば、何かあるかもしれない!
程度の行き当たらばったり散策で、大当たりをした、ということだ。
しゃくなげ橋を境に上流側も下流側も数十メートルに渡って群落は広がっていた。
しゃくなげ橋では、花数の多いダイモンジソウを正面から撮るのは意外と難しい。
上でご覧いただいたように、川べりの岩の上、
近づき難いところに多くが生息しているからだ。
光の配分が難しい森の中の木漏れ日。
ダイモンジソウの花が輝いている。
渓流の涼しい風を感じられるといいなあ、
秋らしくやわらかな光だと感じてもらいたいなあ、
そういう風に感じてもらえる写真になっているといいなあ。
草むらにも咲いて入るが、株は小さめ。
大抵の場合、岩場にへばりついている。
ダイモンジソウのクローズアップ。
花粉が残っていない古い花が多いので苦労した。
きれいな空気であることを物語る苔が、岩にびっしりはびこり、
ダイモンジソウがそのコケの養分を吸うかのように咲いている。
自然の庭は、美しい輝きでいっぱいだ。
画面手前の葉もダイモンジソウのもの。
すこしずつ住まいを広げているのでしょう。
背景は湯川の流れですが、黒バック化しています。
渓流にダイモンジソウとは、大好物だ。
どうしても、ワワの様子を入れたくて、かなり屈んで、対岸の様子も移してみた。
向こう岸の白い点々は、もちろんダイモンジソウの花だ。
いかにも岩場に、渓流の冷気を吸って咲き誇るダイモンジソウ。
湯川の水は澄んでいて、肉眼では底が見えるくらいなのだが、
写真では暗く、底なしのように写ってしまっている。
向こう岸でいっぱい咲いているダイモンジソウの様子。
水しぶきを上げながらダイナミックに流れる湯川を眺めながら咲くダイモンジソウ。
見事に咲き広がったダイモンジソウ、見応えがある。
辞典で詳しく調べる
ユキノシタ科ユキノシタ属>ダイモンジソウ
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