トウゴクミツバツツジ
2019/04/05 (since2011/03/19)
| 湯ノ湖 | 中禅寺湖(菖蒲ヶ浜〜千手ヶ浜) | 中禅寺湖畔 | 湯川 | 早朝の湯川 | 竜頭の滝 | 泉門池 | 清滝付近 |
山でも川でも湖でも
新緑にトウゴクミツバツツジの紫色が映える。
他に花が少ない時期なのでなおさらだ。
5月上旬、下りのいろは坂の斜面、男体山の斜面が前面に広がっている。
トウゴクミツバツツジはそんな崖に枝を一杯に広げていた。
6月上旬、湯川のトウゴクミツバツツジは、まだつぼみが多くて、花が目立たない。
湯川の流れと花をどう撮るかだけでも大変なのに、
朝早い時間帯のためか、日陰となる部分が多く、露出が難しい。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/500, -2.00補正
竜頭の滝の下流側で、
トウゴクミツバツツジの枝が気持ちよさそうに流れの上にせり出して冷気を浴びている。
戦場ヶ原の北端、泉門池のトウゴクミツバツツジが
新緑とともに水面に写り込んで華麗に咲きほころんでいた。
2017年は偶然にもかなり良い時期に竜頭の滝を訪問したようで、
新緑とトウゴクミツバツツジのピンク色の掛け合わせが美しかった。
早朝の湯川でトウゴクミツバツツジと流れを撮ったが、
昼間とはまるで違った雰囲気になった。
遊歩道から崖下を眺めたもの。
湖面の青緑色と新緑やトウゴクミツバツツジの
花色のバランスがとても素晴らしかったので、思わず壁紙に。
赤岩から望む中禅寺湖を彩るトウゴクミツバツツジと新緑。
湯ノ湖
紅葉が美しい湯ノ湖は、当然トウゴクミツバツツジも美しい。
とは思っていたが、なかなかいい時期に訪れるのは難しい。
2015年は例年よりも季節の進行が速く、
5月下旬にトウゴクミツバツツジの盛りを迎えていた。
国道から湯本の温泉街への入口のこの場所は、
紅葉の時期には幾度となく訪れているが、
春に写真を撮ることができたのは初めてだった。
先程の写真が兎島を撮った写真なら、こちらは兎島を歩いて撮ったもの。
きれいにこちらを向いてくれた花が一輪。
南岸から臨んだところ。1本のトウゴクミツバツツジが満開だった。
画面の右側には釣り人が必ずいるポイント。
中禅寺湖(菖蒲ヶ浜〜千手ヶ浜)
中禅寺湖の菖蒲ヶ浜から千手ヶ浜への歩行ルートは景色もよく
観光客も少なめで、
トウゴクミツバツツジなどを見ながらののんびりした散策の穴場。
竜頭の滝の下流に大きな駐車場がある。そこが、このルートの出発点。
千手ヶ浜へ抜けて低公害バスなどで戦場ヶ原に戻った後、
最後に竜頭の滝などを見ながら下ってくるのが楽ちんだし、
疲れも吹っ飛ぶ景色の良さだ。
歩き始めて10分もすると、濃い青緑色の湖面が現れた。
淡紫色のトウゴクミツバツツジとは最高の色合わせだと思う。
赤岩が近くになって展望が良くなると、
中禅寺湖の向こう岸に半月山や杜山などの峰々が現れ、
山と湖と新緑とトウゴクミツバツツジといった贅沢な陣容となる。
さらに進んでいくとトウゴクミツバツツジのトンネルがお出迎え。
トンネルと言ったが、うまく表現できない。
白く帯に見えるのは熊窪の砂浜だ。
水面を這うようなトウゴクミツバツツジの枝。熊窪にて。
キレイ。
ここから千手ヶ浜までは湖面が遠くなるけど水の色が綺麗。
若葉も綺麗。ワンパターンだが、言いようがない。
やってきました紅葉も鮮やかな千手ヶ浜。
中禅寺湖畔
中禅寺湖畔は車を走らせているだけでも、
ポイントになりそうなところがてんこ盛りなので、キリがない。
菖蒲ヶ浜で青い湖を背景に紅紫色の花が美しい。
トウゴクミツバツツジが主役になっていないが、この一群がきれいだ。
奥日光に行くと必ず通る、
中禅寺湖畔金谷ホテルのレストラン。
レストランはちょうど昼時で混んでいて入れないが、
その周囲に咲くトウゴクミツバツツジは、見放題、撮り放題であった。
山の斜面一面に花が咲いていて、
カメラマンのシャッター音が静かな山に鳴り響いていた。
写真は木の幹の肌がとてもいい感じで、若葉が輝いている春の感じを
トウゴクミツバツツジの柔らかいピンク色と一緒に写し込んでみた。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM ×1.4
1/500 f5.6
上の写真はトウゴクミツバツツジを背景として使ったが、
ピントを合わせてみるとこんな感じだ。
山の斜面には陽が射しておらず、ちょっと眠たい感じ。
それでも、新緑の若草色と花のピンク色の競演は春を感じさせる。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM ×1.4
1/400 f5.6
若葉も花も協調しあって、少しずつ色を変えながら楽しませてくれている。
同じ場所に咲くツツジですら、株によって花色がこんなに違うんだなあ。
日差しの当たるところでちょっと日陰に入ると、
手がかじかんでくる状況だから、ちょっとしませんが、
写真のような 大きな株になるには一体何十年かかるんでしょうね。
春は紅葉のシーズンと違って、いろは坂も混む心配がないから、
ゆっくりトウゴクミツバツツジの山を堪能することができた。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM ×1.4
1/500 f5.6
早朝の湯川
早朝の湯川を散歩。
昼の光とは違った雰囲気を醸し出してくれるトウゴクミツバツツジを独り占めだ。
龍雲の滝との名称がある急流とトウゴクミツバツツジ。
ここは紅葉がきれい、ツツジのある所はたいていそうなる。
竜頭の橋の上流で左右の岸にトウゴクミツバツツジがひしめき合っていた。
ちょっと歩くとまた撮りたくなるポイントが多い場所だが、
明るくなるとカメラマンが多く、足場が少ないので難しくなる。
滝の入口に陣取るトウゴクミツバツツジ。
竜頭の橋から左岸に注目。ここも紅葉がきれいなところだ。
同じく竜頭の橋から右側の岸に注目。
竜頭の橋から竜頭の滝へ降りていく途中の流れとともに。
湯川
龍頭の滝の上の流れはトウゴクミツバツツジで有名な所。
もう少し時期が遅ければ、満開というところか。
遠くに見えるのは中禅寺湖、ここの景色はいつ見ても美しい。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/50, -0.67補正
手前の岸に程よい枝があったので、
私にしては珍しく花が大きめの湯川とトウゴクミツバツツジ。
流れがだんだんきつくなっている、ほとばしる水しぶき、その先は竜頭の滝。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f11.0, 1/640, -0.33補正
春らしいやわらかな緑とピンクの色合いと急な水の流れとの掛け合い。
坂を駆け登るかのような急峻な流れに身を寄せるトウゴクミツバツツジ。
見晴らしのいい記念写真のメッカ、誰でも見ることができる景色。
静と動。竜頭の滝のはじまり、一番上流部分だ。
高山を背景にトウゴクミツバツツジの大株。
竜頭の滝
竜頭の滝は紅葉でも有名。
これはトウゴクミツバツツジ紅葉にるものが大きいようだ。
イタリア大使館周辺は雨が止まず、諦めて竜頭の滝に向かうとなんと晴れ間が・・・
右側の滝は側面からも撮影が可能。手前の花が風に踊って賑やかに。
もう一枚、アングルを変えて。
左側の滝に焦点をあてると、また少し違ったイメージになった。
観瀑台ではなく、滝の下流側の道路から見ると、
左の滝は見れないがなかなかの眺めだ。
泉門池
「いずみかどいけ」は湧き水による池とのことで、水がとてもきれいだ。
戦場ヶ原の北のはずれに位置し、休憩用のイスなども充実している。
青空と新緑と澄んだ水とトウゴクミツバツツジのコラボレーション。
泉門池のほぼ全景、現地で座って見ていると、飽きない。
いろは坂
いろは坂は下りで使う第一いろは坂から見える斜面のミツバツツジが綺麗。
(上りの第二いろは坂は登るのに忙しく、よく見たことがない・・・)
しかし、ちょっと遠いところに咲いているものが多く、写真で撮るのは難しい。
2015年5月上旬、今年の開花は早いようだ。
朝9時半と早い時間なので、下りのいろは坂も車はすいていた。
退避スペースに車を置いて駆けあがって、ねらいの花を撮った。
時期がずれたせいか、いろは坂側の崖に開花が多く見られた。
対面の斜面よりも距離が近く、少し鮮明な画像かな。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000 f5.6 -0.67EV
屏風岩を狙うなら明智平からでしょうか?
サイクリングなら、いろは坂からでもチャンスがあるのか要検討。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/4000 f8.0
ここは剣ヶ峰より下の古河日光発電(株)馬道発電所の入口。
車を止めて斜面のトウゴクミツバツツジの花を撮った。
剣ヶ峰では見下ろすような角度から、ここでは見上げるような角度だ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000 f8.0, -0.33EV
清滝付近
清滝ICからいろは坂に向かう途中、大谷川沿いの山の斜面も自然豊かだ。
新緑とともにトウゴクミツバツツジの群生が見事だった。
アラカルト
枚数が増えてきてタイトル部分は少しコンパクトに、残りはこちら。
ここツツジの紅葉が素晴らしいところなので花も一杯あるはずなのだが、今日は・・・
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/60, -1.00補正
ちょっと小川のせせらぎ風。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/80, -0.33補正
本日、一番花が密集して見えたところ。期待したものよりもかなり少ない。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/80, -0.67補正
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/80, -0.67補正
2015年、紅葉で見慣れた滝の風景が新緑となり、薄紫色の花が良く似合う。
滝に比べて花のボリュームが少ないので、少し引き寄せたほうがいいようだ。
右側の滝の上半分と周囲の花のバランスが一番良かったってこのくらいでした。
竜頭の右側の滝を側面から。
花のボリュームが今一つだが、きちんと主張はある。
いろは坂から見るミツバツツジは、大抵が男体山の斜面に咲いたもので
300oの望遠でもようやく捉えることができるほど、距離が遠い。
その代わりといってはなんだが、人の手が入っていない野生のミツバツツジを見ることができる。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/500 f11.0, -0.33EV
新緑に溶け込むような紅紫色の花々が点々と見える。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f11.0, +0.33EV
下りのいろは坂で車を止められるのは剣ヶ峰くらいのもの。
般若滝や方等滝を見ながらの花見はおつなものだ。
辞典で詳しく調べる
ツツジ科ツツジ(ロドデンドロン)属>トウゴクミツバツツジ
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