マルバダケブキ
2018/11/03 (since2015/07/29)
真夏の森で
奥日光のマルバダケブキは7月中旬〜8月上旬が標準的と思われ
真夏の炎天下のなか、木々の葉の木漏れ日が射すような森の中で見ることができる。
マルバダケブキは長い茎の上に花が咲くので全体を写すのが難しい被写体。
この株はうまい具合に花と葉が近接して珍しい。
マルバダケブキの咲く森を訪れると、蝶も忙しく働いている。
よほど甘い蜜をだしているのだろう、いろいろな蝶が群がっていた。
マルバダケブキの旬、賑やかに、華やかに。
薄暗い千手の森だけれども、スポット光を利用して春の花のように写してみた。
秋の実
秋は秋で紅葉が楽しみで千手ヶ浜を訪問、
西ノ湖への道を歩けばマルバダケブキ・ロードです。
上の写真と比べながら見ると、なんとなく花の様子が想像できますね。
色気のないマルバダケブキの実を、
紅葉を背景にしてバランスをとりました。
千手ヶ浜
奥日光でマルバダケブキと言ったら、千手ヶ浜の森がかなりの大群落だ。
千手ヶ浜から西の湖に向かう道の両脇がマルバダケブキの群落。
花がまばらだが、地面はマルバダケブキの葉で覆われていた。
暗い森にスポットライト、行儀よく並んで咲くマルバダケブキ。
クロアゲハだろうか。置きピンしていたら、ねらい通りに止まってくれた。
代表的な咲き方。蕾もあって、若い花たちだ。
蝶の名前は難しいが、きれいな青色の蝶(ミヤマカラスアゲハ?)だ。
二匹の蝶が群がる。マルバダケブキ大人気
バランス。
木漏れ日が当たらないと光がない千手ヶ浜の森。
日光でマルバダケブキがこれだけの大群落を作るには、
シカの食用にならないということが重要な要素だったようだ。
横を向くと奥行もあって、かなりの花を見ることができる。
小田代ヶ原
小田代ヶ原は数株が道路と金網との間の草地に見ることができる。
8月も下旬で、かなり遅いこともあって花数は多いものの、
ひとつひとつの花がしなってしまったようだ。
涸沼
涸沼はめったに訪れない場所なのだが、気まぐれに訪問した。
8月中旬といってもお盆休みは終わっており、ほとんど人気のない涸沼で
マルバダケブキだけがこれみよがしに背を伸ばして咲いていた。
写真の背景が涸沼のほぼ全体像といっていいでしょう。沼といっても水はありません。
山側の稜線にポツポツと咲くマルバダケブキ。
日差しが強く生育に適さないのか、ここでは群落を作れないようだった。
かなり遠めのもので、この花を撮った人は、まずいないと思う。
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キク科オタカラコウ属>マルバダケブキ
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