エゾリンドウ
2016/08/23 (since2012/09/14)
| 戦場ヶ原 |
戦場ヶ原
8月下旬、早朝の戦場ヶ原でエゾリンドウが咲き始めている。
明るくならないと花開かないエゾリンドウの花、早朝は閉じていることが多い。
日が射せば射したで、影が出てしまうので難しい花だ。
高原の青い花
曇り空、エゾリンドウの青い色が清々しい高原の雰囲気を醸し出す。
お盆では早すぎたようで、この日色づいたエゾリンドウを見たのはこの一株くらいだった。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70.0-200.0L USM
f3.2, 1/160,
エゾリンドウの花が蒼い。そして瑞々しい。
2014年はちょっと時期が遅めで、心配したがいい色の花に出会えた。
これまで、日の出前後の写真が多く、色が今ひとつだったが、これは好きな色だ。
ついに戦場ヶ原でエゾリンドウの開花したものを捉えることができた。
いつもなら帰る頃、昼前の日が高い時間訪れた成果だ。
上の写真の全体像。
花の正面から狙うにはちょっと難しい距離だったが、がんばったね。
近くで風景を撮影していたカメラマンが、「構図が決まりにくいでしょ?」といいながら、
「使いなよ。」と気前よく三脚を貸してくれたので、あわててセットして撮った1枚。
最近は三脚の重さにへこたれて、ISO感度を上げてシャッター速度を上げて撮影していた。
オヤマリンドウの可能性もあるが、霧降高原に多いといわれ、
葉腋にも花があることから、エゾリンドウとした。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/640, -0.67EV
光と影
出足が遅れ、戦場ヶ原に朝日が入り込んでしまった。
それはそれ、立体感のある花の彫刻美を表現、なんちゃって。
エゾリンドウのような筒形の花は、光と影の差が大きく、露出が難しい。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/5000, -2.67EV
朝露とともに
エゾリンドウのほぼ全体像(上の写真と同じ株)。
葉のやわらかな質感とやさしい緑色が蒼い花色とマッチ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/400, -0.67EV
虫の食卓
一番上の花を見ると2匹の虫が吸い付いていて離れない。
蝶のように動き回るではなく、ゆっくり草の汁?蜜?を食しているのだろう。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/1250, +0.33EV
虫の食卓(アップ)
上の写真のアップ。虫が陰に入っているので目立ちにくいが、しっかり2匹写っている。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/6400, -0.67EV
エゾリンドウとアキノキリンソウ
エゾリンドウが戦場ヶ原の草むらで咲いている姿はこの写真のような感じで、
アキノキリンソウなどの黄色い花と混じって生えている。
通常は距離もあるし、日が射してしまうと、なかなかいい色には撮れない。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/5000, -0.67EV
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リンドウ科リンドウ属>エゾリンドウ
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