アカヤシオ(赤八汐)
2021/05/07 (since2014/04/13)
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奥日光の早春
奥日光の春はアカヤシオで始まるといっても過言ではなく、
観光名所での花の咲き具合を観察すると、いろいろ違いがあって面白い。
奥日光のシンボルともいうべき男体山、中禅寺湖に白根山や至仏山と
オマケも含めて全部入りのアカヤシオを快晴の状態で撮ることができた。
知る人ぞ知るという感じの場所だが、私の場合はここを2016年に知った。
シロヤシオも終わった時期だったが、事前に調べておいたおかげで真っ直ぐに来れた。
奥日光の代表的観光名所、華厳の滝とセットでなんとか豪華なアカヤシオを、
という無理矢理フレームに収めた図。
いろいろ整理しきれていないのだが、春らしい一枚とはなった。
逆光に輝くアカヤシオの花。
いろは坂から見えるほのぼのとしたアカヤシオの群落。
駐車場がなく、ゆっくり見れないのが難点。
早朝のアカヤシオは日中とは違った色合いで、渋い。
茶ノ木平半月峠遊歩道上のアカヤシオ
中禅寺湖スカイラインと茶ノ木平半月峠遊歩道とが交差するところに
車を十数台奥スペースが設けられている。
ここに、車をおいて遊歩道を数分登れば撮影ポイントだ。
中禅寺湖を従えて雪を抱いた白根山とアカヤシオのコラボ。
このバランス(ピントも含めて)、
望遠では無理だったので広角で撮ってからのズームイン。
印象的なアカヤシオの枝、ハンコ!という感じ。
男体山と白根山、中禅寺湖と奥日光の魅力が全て詰まった景色。
見事な咲きっぷりのアカヤシオに白根山はもっと大きく写して添える、贅沢だ。
トップの壁紙とほぼ同じ場所から、アカヤシオを豪華な感じに。
トップの壁紙とほぼ同じ場所から、3年後。やや淡い光加減。
白根山の雪がまだ一杯に残っている。
アカヤシオを撮るなら鉄塔下を目指せ
普段と違うタイトルだが、この場所は地名が見つからないので、
自分の行動に合わせたものにした。
しかし、華厳の滝を入れようとすると、
途端に危ない場所を目指すことになるので詳細は伏せることにする。
登り始めるとすぐにアカヤシオが歓迎、かなりの急斜面です。
男体山が見えました。遠く、雪を抱いた白根山も見えます。
いい景色だなあ〜
4月下旬、ここの花数が半端ない。すごくいいタイミングだと思います。
遠いけど、白根山とアカヤシオのツーショット。
男体山の頂きをいただき!
ついに華厳の滝を捉えました。
見ても分かる通り、かなりの急斜面、滑ったらと思うとこわい。
観光地でもないので、ロープや柵もない、自己責任の世界です。
華厳の滝がきれいに見えています。
枝が多く、これ以上開けたところが見つかりませんでした。
白い何本かの筋は白雲の滝。
男体山をきれいに取り囲むアカヤシオ。
枝っぷりがカッコいい!
白根山とアカヤシオに接近。
かなりの望遠のため、アカヤシオ優先のピントで。
中禅寺湖の水面も写った白根山とアカヤシオ。
そして再び男体山。
中禅寺湖とアカヤシオ。
湯ノ湖のアカヤシオ
湯ノ湖の温泉街では、5月下旬でようやくアカヤシオがほころびだす。遅い春。
山に春を告げる花
温泉街を上がっていくと、アカヤシオが咲いていた。
背景の色を見てもわかるように、奥日光の山々はまだ新緑にも程遠いのだが、
人里近くでは、花がほころんでまさに春を告げているのだった。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM ×1.4
1/400 f5.6
雪山とコラボ
先程の写真と少し向きを変えて見ると、日光白根山系の山々がまだ雪をいだいている。
カメラを持つ手がしびれてくる寒さの中で、敢然とアカヤシオは咲いているのだ。
いままでは、奥日光でアカヤシオというと紅葉の季節にしか見たことがなく、
花を見るのは初めてなのだが、いいよね、雪山がバックのピンクの花って・・・
湯ノ湖の湖畔ではアズマシャクナゲ(吾妻石楠花)が咲いていたし、中禅寺湖から
いろは坂にかけてはシロヤシオ、ミツバツツジやヤマツツジが咲いていた。
残念だったのは、湯川沿いのトウゴクミツバツツジには出会えなかったこと。
みんなが撮っているけれども、次なるチャンスがあれば、是非撮りたいひとコマ。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM ×1.4
1/1600 f5.6
明智平のアカヤシオ
2013年は明智平のアカヤシオは有名で、念願の撮影だが、時期が早く・・・
2014年は2013年より1日早かったが開花が早かったようで、だいぶいい感じになった。
奥日光の山並み、中禅寺湖と湖畔の温泉街、華厳の滝と白雲滝など
絢爛豪華な陣容をアカヤシオが彩る空き地平ならではの風景。
といっても、展望台では味わえない。これを見るには少しだけ山登りをしないと・・・
雪を抱いた男体山を囲むように彩るアカヤシオ。
茶ノ木平に向かう参道と下り斜面。満開になることがあれば凄そう。
なんとか花の目立つ株を見つけて、はいポーズ。
男体山側の斜面に目をやると、オオヤマザクラ?とのコラボレーション。
華厳の滝とアカヤシオ
華厳の滝の周囲にアカヤシオは生えていないけれども、
周囲の山ではかなりの賑わい、ということで滝とアカヤシオの風景。
上で紹介した華厳の滝の方が豪華な感じだが・・・
花色が淡いし、あまり開けていない場所ですが、
アカヤシオの花数が多いのですが、今思うと
もっと、華厳の滝に寄せて撮ると、迫力を出せたかなと反省。
男体山とアカヤシオ
華厳の滝と同じ明智平からの風景が一般的ですが、
男体山はいろいろな場所から見ることができるので今後が楽しみ・・・
明智平とは別の場所からの男体山とアカヤシオを追加。
こちらは明智平からの男体山。なんとかアカヤシオまみれにしようとしている。
下の写真(2013年撮影)と比べてもらえばわかるが、花の開き具合が違う。
ようやく男体山とアカヤシオ!だけれども、花数が少なくイマイチは本人も承知。
ゴールデンウィークの後半でも例年より開花が遅いようだった、やれやれ。
阿含滝とアカヤシオ
華厳渓谷にかかる阿含滝は下りのいろは坂からしか見ることができない。
剣が峰に車を止めて、車道を100m以上登るだろうか、木々の間から覗き見る。
アカヤシオに彩られた阿含滝、落差は35mなんだそう。
いろは坂のアカヤシオ
5月上旬、明智平がまだ色づかない時期に、
いろは坂のアカヤシオは見事に薄桃色に染まる。
GWに奥日光を訪れたところ、いろは坂の上部はまだ色づきがなく折り返した。
下りでは、見事に色づいたアカヤシオを見ることができた。
屏風岩方面のアカヤシオは切り立った崖をものともせず立ち並んでいるのが壮観だ。
剣ヶ峰の駐車場の上部、2017年5月現在、
崩落の危険があるためか、立入禁止になっている。
この写真は剣ヶ峰より少し上のカーブからのもの。
少し引いて剣ヶ峰全体の写真。たしかに危ない感じの地形。
対面の般若滝も数年前に崩れたばかりなので、有り得ることだ。
半月峠からアカヤシオ
半月峠は紅葉が綺麗なので、アカヤシオもあるな、と思って行ってみた。
こうやって見るとアカヤシオは稜線に沿って生えていて、明るいところがお好き。
笹の緑(黄緑)と常緑の濃い緑色があるだけで、
アカヤシオの花のピンク色の印象が強くなるようだ。
花はあるけれども、周囲に埋もれ気味。
時間帯もあると思うが、緑との対比でアカヤシオのピンク色がきれいに見える。
初トライ、稜線を連なる、じゃなくて、まばらにさきほころんだアカヤシオ達。
他の木はまだ緑のかけらもない状態で、アカヤシオの花だけが際立っている。
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ツツジ科ツツジ(ロドデンドロン)属>アカヤシオ
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