トウヤクリンドウ
2016/06/12 (since2010/08/14)
|白根山頂|
白根山頂
トウヤクリンドウは日光地域で白根山頂でしか見ることができないと思う。
少し標高が低い所には見つからないことから、真の高山植物ということになるだろうか。
硬い岩に見事に根を生やして咲くトウヤクリンドウ。
きっと根が厚さを嫌うのだろう。庭での栽培はうまくいかない。
上のトウヤクリンドウを横からフォーカスした。
若い花なのか、10時を過ぎても花が開かない。
淡黄色の花びらが薄日に透けてきれいだ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f10.0, 1/800, -0.67EV
白根山頂をのぞむ
上のトウヤクリンドウが咲いている所。岩にしっかり根を生やしている。
向こう側に見える山の頂が、白根山の山頂(標高2578m)だ。
周囲に咲いている白い花はシラネニンジン。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f10.0, 1/4000
五色沼をのぞむ崖
トウヤクリンドウが生えている所は過酷だねえ〜。
ほとんど垂直に切り立った崖に、かなりの大株が生えていた。
その向こうには、青い青い五色沼を見ることができる。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/1250, -0.67EV
覗き込む
トウヤクリンドウの花の中を覗き込んだ。
否、覗き込める花を撮った。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/1600, -0.67EV
トウヤクリンドウの大株。
草むらにも
白根山頂の周りにはトウヤクリンドウがいたるところに生えていた。
こちらは、山頂から弥陀ヶ池に向かって歩き始めたばかりの草むらでのもの。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f18.0, 1/126
足元まで近づくことができた株では一番大きいものがコレ。
この時期に白根山を訪れたのは偶然ではなく、トウヤクリンドウに出会うため。
初めて見たのは20数年前、日光湯元から白根山頂をめざしたときだ。
最初の30分で体中の水分が全部j抜けてしまうかの急登を乗り越えて、
視界が開けたときに出会ったトウヤクリンドウは美しく、ひとめで惚れ込んだ。
私が山野草に興味を持つキッカケとなった花でもある。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/2000
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リンドウ科リンドウ属>トウヤクリンドウ
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