白馬八方尾根の紅葉
2018/02/17 (since2013/10/12)
|高山の紅葉が素晴らしい|丸山|八方池|八方尾根|鎌池湿原|
高山の紅葉が素晴らしい
八方尾根を歩くと、その名の通り尾根歩きでの連続で、
日陰をつくるような背の高い木もなく、紅葉はほぼ遠景で楽しむことになる。
色鮮やかで、高山を背景にした風景にす〜っとして気分が晴れる。
尾根の紅葉が輝いて、天狗沢を擁する山には雪渓が見えるので、
すこしは高山らしい雰囲気が醸し出せているのではないか。
ゴンドラを降りて1時間半でこの景色、日曜ハイカーには最高のおもてなしだ。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/200s
八方池付近から見た丸山は色とりどりの煌めく紅葉だった。
飯縄山?方面を背景に燦然と輝く紅葉。
名もない湖沼の周囲の森の紅葉が色彩豊か。
こちらの沢も・・・
森林限界だろうか?
どの尾根も一定の高さで木が忽然と生えなくなり、草も次第に生えなくなっていく。
赤く色づいたナナカマドと青い空と周囲の山。
八方尾根の草紅葉。八方池山荘が下に見える。
上の写真とほぼ同じ山並みだが、だいぶ近づいた感じだ。
丸山
八方池まで行くと、丸山が立ちはだかって唐松岳が見えなくなる。
でも、紅葉は丸山のほうが美しいので、それでいいのだ、と思った。
八方池の縁にある小高い丘から見た紅葉する丸山。
かろうじて唐松岳の頂上が右に見えているが、
それに連なる白馬の山々は岩肌しか見えない。
唐松岳への登山路の途中にある鮮やかな紅葉の所を切り取ってみた。
上の写真からやや下ったところの紅葉。。
天気も良いこの日は、登山客も多く切れ目がない。
八方池
第3ケルンの下に佇む山の中に忽然と現れる池。
晴れていれば、白馬三山の白馬鑓ヶ岳、杓子岳や白馬岳が目の前にそびえ、
また天狗尾根から不帰3峰の絶壁が望める絶景。
2017年は快晴だった。
八方池と丸山方面の紅葉が青空と筋雲でスカッとした風景に。
そして、紅葉する八方池周辺の山と幻だった白馬三山が水面に写り込んだ。
超広角のために、対面の人物は小さくなったが、
こちらの岸の人影が写り込んでしまった。自分の影はなんとか抑え込んだんだけどね。
雲に覆われて、ようやく八方池の形を見ることができる程度。
晴れていれば! と恨み事の一つも言いたくなる景色。
少しいい状態になれば、かなり色鮮やかな草紅葉と
緑濃いハイマツとの色のハーモニーを見ることができる。
八方池?とナナカマドの紅葉。
?をつけたのが、左手前の池が、画面右側にある
八方池と繋がっているかわからないからだ。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/80s
八方尾根
リフトの終点、八方池山荘のある所から八方池までの自然研究路は
木道などが整備され、山の初心者でも安心して歩くことができる高山植物の宝庫だ。
秋になると、高山ならではの紅葉も見ることができる。
さあ〜っとガスが晴れてきて、山の斜面の紅葉が見えてきた。
それでも最後まで白馬三山側の尾根筋は見ることができなかった。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/125s, -0.33補正
ナナカマド
本日一番のナナカマドの赤。
八方池から降りてきて、ハッポウケルンのちょっと手前で。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/60s, +0.67補正
登りで一番の状態がこれで、木道の先が八方池。
八方池では休憩時も含めてガスが出ていて、成果は無しである。
それでも、左上の尾根に出たとき、急にガスが晴れたので、尾根からの風景が楽しめた。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/125s
これで白い雲に覆われた尾根が見えたら、青い空だったら最高なのにね。
写真のレイアウトが制限されまくりで、かなりストレス。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/125s
宝石を散りばめたような山の紅葉が素晴らしい。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/100s
白馬町側の尾根は白馬五竜だろうか、かなり晴れ上がった。
黒く見える斜面も実は紅葉していて、肉眼では綺麗なのだが・・・
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/200s
刻一刻と動く雲。それでも、日射しが刺せば紅葉が映える。
山並みが見えたことがうれしくって。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f11.0, 1/200s, +0.33補正
鎌池湿原
鎌池湿原は標高1,680m、東西約150m、南北約300mの
超塩基性岩(蛇紋岩)地に発達した高層湿原で、
八方尾根のゴンドラとリフトを乗り継ぐと簡単に行くことができる。
八方池山荘から黒菱平に降りてくるリフトから空中撮影、紅葉も最高潮で気分がイイ。
鎌池湿原のほぼ全貌を見渡していて、湿原中央の木道も見ることができる。
こちらは朝方、リフトをおりて次のリフトに向かう途中、雲が切れた瞬間を撮った。
湿原自体よりも、木道の向こうに見える木々と山の斜面の紅葉が素晴らしかった。
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