オニシモツケ
2018/03/25 (since2017/06/25)
大群落
オニシモツケの花は小ぶりの花が密集して大きく見せるもので、
花色もやや赤みがかった白で特に目立つことはないが、
7月中旬〜下旬に栂池自然園を訪れると、大群落を形成していて目をみはらせる。
栂池自然園の浮島湿原では、そういった大群落をオタカラコウとともに見せてくれた。
手前の少し黄色い変わった花はオオレイジンソウだ。
別の方向に目を向けると、あった、ありましたオニシモツケの優勢な場所が!
花はご覧の通り、小さくて可憐な花の集まりです。
栂の森
栂池自然園に行くとき必ず通る栂の森、
こちらではしばしば、これから見る花たちの予告編を見ることができます。
道路沿いの明るい場所に、まるで植え込みのように並んで咲いています。
栂池自然園
栂池自然園では、ミズバショウ湿原、浮島湿原と川沿いで
オニシモツケを見ることができるようです。
ボリュームは浮島湿原が一番。
展望湿原とヤセ尾根をまわって浮島湿原に戻ってくると、
その素晴らしさに、またシャッターを押してしまう。
蕾はすこし赤みが強いので、色の変化を楽しめる。
花は本当に小さく、マクロで寄ってもこの程度。そよ風も大敵だ。
これはみずばしょう湿原の花で、少なめ。
途中の川沿いの花の様子。川に覆いかぶさるように枝を出し涼しげだ。
これも川沿い。
鎌池湿原
8月上旬、八方尾根の麓に広がる鎌池湿原では
終わり間際のオニシモツケで溢れかえっていた。
くすんだ薄茶色の部分は実になりかけのオニシモツケだ。
あと1〜2週間早いと、見事なオニシモツケを見ることができただろう。
年度は違うが、7月中旬はまだつぼみもある。
栂池と違い、ニッコウキスゲなどと咲いているようだった。
中央右は既に実になりつつあるオニシモツケ。
辞典で詳しく調べる
バラ科シモツケソウ属>オニシモツケ
★ 関連したページ ★
| シモツケソウ(白馬・栂池)
| キョウガノコ(日光植物園)
| シモツケ(日光・白根)
| イワシモツケ(白馬・栂池)
| ホザキシモツケ(日光・白根)
| ユキヤナギ(春の野山)
|