ミズバショウ
2018/03/07 (since2015/05/23)
高山の遅い春
栂池自然園のミズバショウ湿原はその名の通りにミズバショウが咲き誇っていた。
6月下旬でも雪が残っている。リュウキンカの黄色とミズバショウの白が相まって
高山の遅い春の湿原に煌きを与えているようだ。
たぶんミズバショウのピークは6月上旬、開園前後ではないかな。
すでに、花が開き切っていて、だらしない感じのものが多かった。
雪解け水で川の水量が増しているので、らしい絵になった。
咲いたばかりで瑞々しい水芭蕉の花。
なのに、すでに折れてしまった仏炎苞をみると思う。自然を生きるのは厳しい。
ワタスゲ湿原
ミズバショウの時期、ワタスゲ湿原に行くには
風穴付近の雪渓を越えていかなければならないが、
1回は諦めたものの、今年こそはと強行突破。成果はこれだ。
ワタスゲ湿原では景色に溶け込むミズバショウを見ることができた。
ミズバショウ湿原
栂池自然園の入口にあるミズバショウ湿原、
その名の通り、ミズバショウで溢れかえっていた。
山には雪があるが、こちらの流れは静かなものだ。
さらに大きな流れで、流れの側は花も豊かなようだった。
ミズバショウ湿原全体の様子。真っ直ぐに撮っているつもりだが傾いてしまいがち。
先ほどのシーンを木道からカメラを下ろして撮ってみる。
アングルファインダーが無いので、何枚が撮って一番うまくいっているもの。
近くにこちら向きに咲いている花がなかったので背中向き、これが限界だ。
肉眼で見ると、リュウキンカの輝きはもっとあるのですが・・・
近寄るとまばらに見えてしまうなあ。
小さな滝のようになっている所はまばらだが、急斜面にも頑張っている株がある。
栂池自然園のミズバショウの花は栄養が少なめなのか、下界の植物園ほど大きくないようだ。
ミズバショウの花が一番賑やかに見えた所。リュウキンカも中央に見える。
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サトイモ科ミズバショウ属>ミズバショウ
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