クガイソウ
2018/04/01 (since2000/10/22)
山と花と蝶と
白馬のクガイソウは山や蝶などとのドラマチックで
美しい情景の連続、
見るものを飽きさせない。
どうだ、すごい景色だろう?
といいたくなるような、クガイソウのお花畑と白馬連山。
左の赤い一群はシモツケソウの花。
天狗の頭から白馬鑓、杓子といって、ありゃりゃ白馬岳の頂上がない、
とはいえ、めったに見ることのない絶景にしばし興奮。
クガイソウの花が異様な青さを放っている。
光の当たり具合でこんなに違う花色になるのだ。
ちょっとドラマチックな光景だと思ったので、壁紙もつくってみた。
Canon EOS 7D,EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f5.6 1/400s
八方池
八方池のクガイソウは高山の澄みきった空気を吸って花色がきれい。
背景には八方池や白馬三山があって、ネタに困ることはないだろう。
快晴の青空に白馬連山とクガイソウの青紫色が映える。
曇天の時のやさしと違って、荒々しい出で立ちだ。
お待たせの白馬三山とクガイソウ、というところだが
残念なのは狙った構図でないこと。かなりのトリミングだ。
このとき、望遠レンズを取りださなかったことを反省したい。
それにしてもだ、素晴らしい景色じゃないか!
今回の反省は、クガイソウを一度もマクロで撮らなかったこと。
見ると、2000年撮影のものも含めて、写り方がみんな同じだ。
液晶の画面は難しい。ノートだとなおさらだ。
正面で見た色が本物の花色に近いと思うのだが、
下から覗き込むように少し傾けると、とても濃い青になる。
Canon EOS 7D,EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f5.6 1/200s, -0.67EV
7月下旬、八方池の山道の外側に、まだ咲いて間もないクガイソウの大群落があった。
上の写真のうさぎ平のものと比べると、花色がまだ淡いものが多いが、
咲き揃ったらさぞ見事なものだろと思った。
Canon EOS 7D,EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0 1/500s
うさぎ平
うさぎ平のクガイソウは、自然のものか植え込みなのかわからないが、
かなりの大群落、蝶も多くて幻想的なシーンを演じてくれるだろう。
クガイソウの花園
はじめて見るクガイソウの群落は紫がとてもきれいで夢見心地
ちょっと舞いあがっていて、何を撮っているのかわからない状態だった
EOS-5,EF70-200mm F2.8 1/250s,
AE,SUPERIA400
蝶は蜜を吸った
クガイソウの花には蝶がよく寄ってくるようです
う〜ん、蝶は難しい。
蜜を吸っているときは静止していてくれればいいのに、
羽を動かすんだね、これが
平地に咲いていたら、こんな気分にならないと思うのだが
ここ八方尾根の草原に咲いているクガイソウは
黄色や赤茶色の斑模様の蝶の魔力も加わってとても神秘的だ。
EOS-5,EF70-200mm F2.8 1/250s,
AE,SUPERIA400
うさぎ平のクガイソウは、十分に咲き揃って花色も濃いようだ。
撮影もよりどりみどりなのだが、以外と難しいもの、変化に乏しいのは腕のなせる業。
Canon EOS 7D,EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f5.6 1/250s, -0.67EV
栂の森ゲレンデ
栂の森ゲレンデはヤナギランだけではなくクガイソウも咲いていた。
クガイソウはうさぎ平のもそうだったが、蝶がたくさんやってくる。
いつかきっと、アサギマダラも撮れると信じて。
一つのクガイソウに3匹の蝶が蜜を吸いに来ている、すごい風景。
前は「クガイソウ」と紹介させていただいていたが、
クガイソウの花は輪生に3〜8枚の葉をつけるということで、
ルリトラノオは対性であるとのこと。
ひょんなことから、葉のつけ方でクガイソウ→ヤマルリトラノオ
としてリニューアルとなった。
(もしかしたら、エゾルリトラノオを母種とする
ヤマルリトラノオかもしれないということで・・・)
2011年にあらためて、八方尾根を訪れると「クガイソウ」
として紹介されていた。最終的に現地の判断を優先することにした。
迷走しています。すみません。
辞典で詳しく調べる
オオバコ科クガイソウ属>クガイソウ
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