乗鞍岳・千畳敷カールの高山植物
2019/07/10
2015年9月、千畳敷カール〜木曽駒ヶ岳の花や景色を
乗鞍岳のページに入れることにした。
松本から南の地域へ行くのはなかなか遠く、機会が少ないのでまとめてしまいます。
乗鞍岳・剣ヶ峰(3,026m)へのアクセス
乗鞍岳には松本ICから高山市丹生川町久手ほおのき平駐車場または、奥飛騨温泉郷平湯あかんだな駐車場を目指します。乗鞍エコーラインや乗鞍スカイラインのどの山岳道路は、マイカー規制のため、標高2702mの畳平までは、代替バスに乗り換え、1時間強で着きます。
畳平からは徒歩たったの1時間半で剣が峰、3000mの世界へ!
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日曜カメラマンにとって、乗鞍岳の魅力はなんといっても3000m越えの頂上まで
1時間ちょっとで歩けば辿りつける手軽さではないだろうか? 食料も水も少〜しで足りる。
通常の山なら前日の夜に泊まらないと登れないし、カメラなどの機材は重いし、歩く距離も半端ではなくなるのだが、乗鞍岳なら栃木からでも明け方早く出ると、午前中に頂上まで行くことが可能で、夕食は自宅で、という具合だ。
未完成の北関東自動車道が出来れば、日の出と共に出発しても間に合いそうだ。(←2006年当時、現在は北関東自動車道が開通している。)
それなのに、上の写真にあるようなコマクサやチングルマなどの高山植物を満喫できるし、山の風景としても秀一だ。
当然、帰りがけにちょっと温泉に入って汗を流すとかおみやげを買うなどということも楽しめる。
そうそう、私の場合、この手軽さで重要なのは天候だ。準備に準備を重ねて、当日は雨、なんてことはない。
雨が降りそうもない天気予報やライブカメラで確認し、午前中に山行を終えれば、まず大丈夫だからだ。
夏に行ったとき、観光センターでバスに乗り換えるのだが、登山の準備をしている間にバスに出発されてしまった。高山の朝で1時間のロスは痛いと思っていたところ、声をかけられた。タクシー使わないかと。聞けば、高山植物にも詳しいしポイントも教えてくれるとのことで少々財布には厳しいが、宿泊代を節約しているので、まあいいだろう。お世話になったのは、北野タクシー(090-3428-4511)で、お陰さまで、迷わず桔梗ヶ原にも行けたし、帰りのバスの混み具合も心配しなくて良かった。何よりも、山はそれほど好きではない連れに、文句を言われない快適な山行となった。紅葉時期は、倍の2万円を超えるタクシー代になるようだが、結構高額なバス代(2人で5,000円、2016年)を考えると、3〜4人でまとまると、バスに乗れない心配もなく、財政に余裕のある方にはおすすめ。
千畳敷カール(約2,600m)へのアクセス
千畳敷カールへは車なら中央道の駒ヶ根I.Cで降りて、鉄道ならJR飯田線で、どちらも駒ヶ根駅を目指します。駒ヶ根駅から駒ヶ根ロープウェイのしらび平駅までバス、そこからはロープウェイで千畳敷カール(千畳敷駅)まで、たったの7分30秒で到着(乗れればです。シーズン中は数時間待ちなんてことはざらのようです。)
でも、降りた途端に「すごいっ!」って叫んでください。目の覚めるような景色が飛び込んできますから。