大芦渓谷の紅葉
2018/10/23
渓谷美
紅葉の名所として名を連ねるが、かなりマイナーな大芦渓谷も、
ゆっくり散策すると渓谷らしい輝きと色の重なりが楽しい。
川岸に降りれば、紅葉も川の流れもキラキラと輝き出す。
大芦渓谷には大小20近くの滝が存在し、
その中で最も迫力のあるのが大滝だ。
11月中旬、例年だと10月下旬〜11月上旬が見頃とされる、
大芦渓谷で一番有名なのは白井平橋からの眺め。
大芦川の両岸に広がる紅葉が見事だ。
川岸に降りて青空を背景にすると、さらに赤や黄色が美しい。
観光写真としては白井平橋を入れたこのアングルが一番多い。
紅葉の始まりで、まだまだ青葉が多い。
白井平橋
鹿沼市北部に位置する大芦渓谷を見に来た人が最初に立ち寄るのが白井平橋。
古峯神社一ノ鳥居の手前を右に曲がって約３キロのところにある。
難点はこの周囲に車を数台が止められる駐車スペース（無料）があるのみで、
あとは路上駐車を余儀なくされることだ。
ここまでの道路はすれ違うことが難しい場所も多かったので、
いくらか広がりがあるとはいえ、推して知るべしだ。
今は駐車スペースだけで済んでいて渋滞にあったことはない。
できれば、このまま有名にならないでほしい。
（↑といいつつ、紹介しているのは誰だ！）
大もみじが見頃。うまい具合に人が映らなかった白井平橋。
上の朝の写真から2時間後で、
日が高く登って渓谷にもいくらか光が回ってきた。
大芦渓谷の。
このアングルは堰があってそのコンクリートの上からのもの。
左下の急な流れが堰から落ちてきた流れ。
白井平橋の下の紅葉をさきほどの堰から望遠で引き寄せたもの。
川に覆いかぶさるような濃密な色の重なり。
大芦渓谷を歩く
大芦渓谷に沿って歩くと、ところどころで川に降りることができるし、
道路際の紅葉も意外ときれいだったりする。
一番気に入ったのが白井平橋のちょっと下流で、
目立つ紅葉の一群があった。
大きな石もゴロゴロ転がっているので、急流？と紅葉の組み合わせもマル。
同じ場所で手を変え品を変え。
川底が透けて見えるほどの清流、流れを主体に。
大芦川は大きくないが、くねくねくねってゆったりとした流れとして捉えてみた。
対岸の紅葉も川面の煌めきに負けじと輝きを増す。
少し上流に行くと、カエデの紅葉はなくなり、広葉樹の黄葉が多くなる。
大芦渓谷の道路と切り立った崖上の紅葉。
崖上の色付き具合。
白井平橋。
大芦渓谷付近の地図。
太滝
大芦渓谷で一番大きいと思われる大滝。
白井平橋からさらに５キロほど上流にある。
滝見台からの大滝の眺め。
降りてもなんとかなりそうと思って大滝に近づく。
この辺は、本当に自己責任で。下手をすると誰も来ないからね。
左の屋根が大滝の滝見台で道路の右に３〜４台ほどの駐車スペース。
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