マルバダケブキ

最終更新日
2016/02/01
●学名
Ligularia dentata
●科名
キク科オタカラコウ属
●花期
7月〜8月
●生育地

本州(千葉・愛知県を除く中部地方以北)、伊吹山、岡山県東栗倉村、高知県梶ガ森に分布する。
低山帯上部〜高山帯下部の開けた草地や明るい林内に生える多年草。

●特徴

高さ40〜120cm。根生葉は数個あり、葉身はほぼ円形で幅20〜40cm、表面に光沢がある。頭花は2〜7個、散房状につく。頭花の基部や柄の基部に苞葉がなく、下部の頭花の柄は長い。

●写真集

マルバダケブキマルバダケブキ 奥日光

マルバダケブキの花マルバダケブキ 尾瀬

●育て方

●近縁種

オタカラコウ (本州の福島県以南から九州に分布。低山の川縁などに自生。)

カイタカラコウ (本州の北限2お飯豊山、南限を南アルプス池口岳として分布。低山帯上部から高山帯の湿った草地や谷川のほとりに生える多年草。)

トウゲブキ (北海道・本州の東北地方に分布。低山帯〜亜高山帯の開けた草地に自生。)

メタカラコウ (本州・四国・九州に分布。湿った草原に生える多年草。)

●和名

丸葉岳蕗。
別名マルバノチョウリョウソウ。

●参考図書
高山に咲く花(平凡社)、山草辞典(栃の葉書房)