旧世界の亜熱帯から温帯に2属1000種。日本に1属3種。日本の固有植物は2変種。
以前はホウセンカ科と呼ばれていた。熱帯アジア・アフリカに多くツリフネソウ属が大部分を占める。熟した果実に触るなどの刺激があると、果皮が急にはじけとばすのが特徴。
一年草または多年草で、多肉化するものもある。ツリフネソウ属がもっっともよく分化し、熱帯産の数種が園芸植物として利用されている。葉は根出または茎出し、茎出するものは対生か互生または輪生する。本科の特徴の一つとして葉や茎に針状結晶をもち、花は葉脈に単生または束出し、両性花で3または5個の萼片をもち、後萼片(唇弁)には発達した長い距がある。花は1個の旗弁と1、2個あるいは6個の翼弁をもつ。
日本ではホウセンカやツリフネソウがよく知られている。
科名はホウセンカを指すBalsamから。
(印象)ツリフネソウ科の花はキツリフネが初めての出会い。インパチェンスも同じ科に属するとのことで、以外に派手めの花だと思った。
最終更新日 2018/02/26