ミズバショウ
2016/05/15
夏が来れば思い出す・・・
尾瀬を語るときよく出てくるあの歌「夏の思い出」の出だし、
そしてよく見る観光写真。
そうなのだ、尾瀬に多くの人が思いをはせるミズバショウ。
四季の山野草のサイト開設から19年、尾瀬に何回か出かけているが
ミズナショウを紹介できなかった。いろいろな事情でチャンスがなかったのだ。
ところが、2016年そのチャンスが突然訪れた。
例年より雪がかなり少なく、雪解けの進みが早く、しかも暖かいので
普通なら6月にピークを迎えるミズバショウが5月中旬でピークを迎えた。
至仏山とミズバショウの画。どこかで見たあの構図に近い。
5月なのに至仏山ですら雪がない、暖かすぎる春。
燧ガ岳とミズバショウの画。
ビジターセンターもまだ開かれていない尾瀬は出会うハイカーも少なめで独占状態。
尾瀬ヶ原
尾瀬ヶ原といっても広いので、ここで紹介するのは山の鼻から上田代の様子だ。
新緑とミズバショウのコンボ。尾瀬ヶ原に多い風景だ。
逆光でミズバショウの仏円苞。花に花粉が十分残っていて新鮮な状態だ。
橋の上からリュウキンカとミズバショウの共存する形。
ミズバショウもリュウキンカも川沿いに広がりを見せる。
ヨッピ川の川中も川岸もミズバショウが散りばめられている。
大堀川
上田代と中田城を区切る川がヨッピ川の支流となる大堀川? で、
戦場ヶ原が最も狭くなる牛首といわれるところに橋が架かっている。
その大堀川の流れに映るミズバショウ。
ゆったりとした流れで映り込みの花がとってもきれいだった。
くねくね曲がった流れが、ゆったり感を強調している。
川と森と湿原と花、尾瀬の雰囲気のてんこ盛り。
川に入り込むように咲くミズバショウの生命力。
新緑とミズバショウ、至仏山を添えて。
テンマ湿原
テンマ沢の近くにある小さな湿原。
テンマ湿原、というかどうかは不明で便宜上の名。
夏になるとコオニユリやそば名が咲き乱れる湿原も、今はミズバショウだけだ。
角度を変えてしゃがみ込み、水芭蕉にもっと近づいてみたところ。
帰りはここで尾瀬のミズバショウとはサヨウナラだ。
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サトイモ科ミズバショウ属>ミズバショウ
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