ホソバヒナウスユキソウ
2018/04/15 (since2012/08/05)
| 岩に咲く |
尾根に咲く
至仏山に咲くホソバヒナウスユキソウは山の景色が好き。
ホソバヒナウスユキソウの群落があるのは尾根に上がってくる風が
いつも吹いていて、そりゃ〜気持ちがいいでしょうよ。
こんな光景を見ていると、高山植物を外界で育てるのが虚しい気が。
至仏山が見える尾根にホソバヒナウスユキソウが咲き誇る。
岩に咲く
ホソバヒナウスユキソウの特徴の一つに蛇紋岩地帯に咲くということで、
もうひとつ至仏山に咲くミネウスユキソウとは一味違うようだ。
岩盤にへばりつくように咲くホソバヒナウスユキソウと
青空が一緒に撮れるシーンは滅多にないので。
「尾根に咲く」にある写真の株は1年後も元気に育っていた。
2017年に行ったときは、左手の視界がガスで遮られていて、
違った角度で撮ったのだが、こちらの方が花は生き生きとして見えるかもしれない。
蛇紋岩ならでは
ホソバヒナウスユキソウがここ至仏山と谷川岳にしか生えていないのは、
蛇紋岩は多くの重金属を含む超塩基性という性質があり、
特にマグネシウムが植物が根から水分を九州を妨げるもので
他の地域と違う植物が育つのは、それに適応したため、ということらしい。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
銀の花
小至仏山近くのお花畑、小雨交じりの天気の中で
ホソバヒナウスユキソウの花が銀色に輝いている。
結果論なんだけれども、本来、輝くような花の種類ではないので、面白いと思う。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
岩壁のホソバヒナウスユキソウ
至仏山特有の蛇紋岩と思われる岩肌を背景に
ホソバヒナウスユキソウンの花をクローズアップしてみた。
山に生える、という感じはこれだろう。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/3200s, f8.0, -0.67EV
ホソバヒナウスユキソウの最盛期に訪れたようで、密集、満開状態だった。
はじめまして
ホソバヒナウスユキソウとの最初の出会いがこれ。
強い雨で引き戻すことも考えた今回の山歩き。
それでも途中で出会った初老の方に刷毛増され歩き続けた結果、
鳩待峠を出て約2時間半、至仏山ならではの貴重種の
ホソバヒナウスユキソウに出会うことができた。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/4990s, f8.0,
岩に生える
花は優しい感じだが、こんなすさまじいところに根を生やしている。
なんとも、たくましいことか。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
お花畑の中で
タカネシオガマやオゼソウも咲きほころぶお花畑の中で
ホソバヒナウスユキソウも一緒に咲いていた。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
以下、ホソバヒナウスユキソウの他の姿もお楽しみ下さい。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/2000s, f8.0,
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/6400s, f8.0, -1.00EV
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/5000s, f8.0, -0.67EV
辞典で詳しく調べる
キク科ウスユキソウ属>ホソバヒナウスユキソウ
★ 関連したページ ★
| ハッポウウスユキソウ(白馬・栂池)
| ミネウスユキソウ(白馬・栂池)
| ヒメウスユキソウ(木曽駒ケ岳)
|