イワカガミ
2018/04/05 (since2014/03/02)
イワカガミ
7月、至仏山ではオヤマ田代前後の登山道にイワカガミが咲いていた。
イワカガミの大群落。2回目の至仏山で、すごいものに出会った。
この花は雨が上がって下山のときに撮ったもので
森のなかも光が回って花びらが綺麗にとれた。
Canon EOS 7D EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f11.0 1/800s, -0.67補正
花の競演
森を抜けると、彩り鮮やかな数々の花のなかでイワカガミも燦然と輝いている。
花が小さくてイワカガミというよりもシナノキンバイが主役のようだが、
森のなかの写真ばかりでは飽きてしまうので、
明るい場所ではこんなお花畑の中で咲いているんだ、という姿を捉えてみた。
イワカガミとオゼソウが同居している、尾瀬でしか見れない風景。
白い蕾はハクサンイチゲ。
森の主役
オヤマ沢田代手前の森ではイワカガミのピンクはとても目立つ存在で、
群落を作りそのボリューム感でも7月の主役である。
至仏山は尾瀬の中では登山客が閑散としている地域だろう。
イワカガミの群落を前に、三脚を立てて、ゆっくりと撮影できた。
結果を見ると、薄曇りで最適なコンディションだったといえる。
上の写真のそこはかとない雰囲気も捨てがたい。
森のなかの一群に、は〜いこっち向いてとポーズを強要。
花もみずみずしく、アチラコチラの向きに咲いている姿が
野性的でとても好きな構図だ。
小雨が降っているので、ピンク色の傘をさしてみました・・・
イワカガミはうつむき加減のことが多く、正面から撮れることは少ない。
草むらに埋もれていることも多い。
葉の鋸葉がはっきりしているようなので、コイワカガミということはないと思う。
以下、花の時期を外したっぽいと、こんな感じです。
株が小さく、縄張りもあるようで、適度に離れた感じで咲いている。
至仏山では、群落というイメージにはならない。
歩いていると草むらの中にチラチラとイワカガミが見えてくる感じだ。
花の上の赤茶色の部分は花が落ちた抜け殻だ。
この様子からすると、ベストシーズンは7月中旬かもしれない。
一番多く見られたパターン。上部の花が落ちて花数が少なめ。
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イワウメ科イワカガミ属>イワカガミ
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