ナガバノモウセンゴケ
2018/04/29 (siince1999/08/14)
| 尾瀬ヶ原 |
池塘の女王
尾瀬ヶ原に約1900あるといわれ、あちらこちらに散りばめられた池塘をとりまき、
夏の終わりに赤く輝くナガバノモウセンゴケは、まさに池塘の女王のようだ。
ナガバノモウセンゴケの群落をできるだけアップで画面一杯に撮った。
細長い葉が邪魔して、個々の花は分かりにくい。
今回、出足は遅く山の鼻についたのは10時過ぎ。
尾瀬ビジダーセンターで見た開花情報では、牛首分岐の先でないと
ナガバノモウセンゴケが開花していない、ということでちょっと遠く
帰りの予定も考えるとあきらめ気味にスタートしたが、
歩き始めてすぐにナガバノモウセンゴケの群落と出会い、感激!
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/800s, f8.0, -0.67EV
ネバ滴
食虫植物らしく粘着物質を出す腺毛が光り輝いている。
草の葉も少なく、今回一番いい状態で撮れた写真をトリミングしてマクロのように。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/800s, f8.0, -0.67EV
尾瀬ヶ原
8月〜9月、尾瀬ヶ原を歩くといやでも目につくのが赤いナガバノモウセンゴケだ。
池塘際のナガバノモウセンゴケ
撮ったときは変わった葉っぱだなと、ちょっと撮っておくかぐらいの気持ちでした。
かえって調べると、どうもモウセンゴケ、それもナガバノモウセンゴケらしい。
それなら、もうちょっと違ったアングルで・・・
15年前のフィルム写真で中田代から。
こんな感じ
尾瀬ヶ原で咲く様子はこんな感じ。(下の写真も)
やはり葉が邪魔してモヤモヤとした感じ。
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/800s, f8.0, -0.67EV
Canon EOS 7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/800s, f8.0, -0.67EV
8月下旬、ナガバノモウセンゴケは盛りを過ぎたのか色が薄めだ。
しかし、尾瀬にはマルバノモウセンゴケ、サジバモウセンゴケなどもあるらしく、
同定することは油断ならないというか自信がない。
尾瀬ヶ原のナガバノモウセンゴケは単独で生えていることがなく、
写真のように周囲に草がない状態は珍しいかも。
雨上がりで水滴がついていて、粘液も加わり賑やか。
辞典で詳しく調べる
モウセンゴケ科モウセンゴケ属>ナガバノモウセンゴケ
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