至仏山
2018/04/03 (since2017/04/23)
| 鳩待峠から登る |
疲れを癒やす景色
至仏山は山だ。尾瀬ヶ原と違い、視界の開けない単調な道が続くこともあれば、
尾根筋で風に吹き上げられたり、岩で滑ったりするが、
そんなときに、下の写真のような景色にあったら、「ブラボー!」と叫ぼう。
疲れが一気に吹き飛ぶに違いない。
左下の鳩待山荘の屋根が目印で、山並みに湧き上がる雲がいい。
これで、雨が降ってくるような冗談じゃないが、雨上がりで助かった。
蛇紋岩地にできたお花畑で、黄色と赤紫色と緑がきれい。
鳩待峠から登る
バスで鳩待峠迄行くと、右が尾瀬ヶ原、左が至仏山への登山口だ。
至仏山から尾瀬ヶ原への下りのルートは閉鎖中なので、往復するしかない。
また、例年6月末まで、入山禁止になっている。
至仏山登山口を入ると、しばらくはなだらかな上り道で、
森林浴を楽しみながらとなる。朝早くて眠っている体には優しい。
1時間半も歩くとオヤマ沢田代に到着。足元にはフデリンドウが咲いている。
ここから先は視界もひらけてくる。
中央の丸い平地がオヤマ沢田代で、そこから手前にある休憩所まで約15分。
小至仏山の山頂まで約3時間。左の頂きが目的地の至仏山、中央右が尾瀬ヶ原と燧ヶ岳。
こまめな写真撮影と休憩を取りながらのまったり登山だ。
至仏山山頂まで約4時間でした。これは山頂からの景色です。
この間約270枚の高山植物と風景を撮影しました。
小至仏山を過ぎていますが、下山ルートです。
ゴールは左奥の鳩待山荘の屋根のあたりで、尾根をゆっくり降りていく感じですね。
尾瀬ヶ原も見納めです。天候、視界が悪くてかなり補正した画像です、あしからず。
鳩待山荘に着きました。この写真は朝撮ったものですが、約7時間の山行でした。