ガクウラジロヨウラク
2018/03/24
薄紅色の煌き
ガクウラジロヨウラクの薄紅色が朝露とともに煌くと
まるで珠玉を散りばめた宝石箱を見ているようだ。
2017年の至仏山は7月中旬にもかかわらず雪が多く残っていて、
今までの2度の登山とはまた違った花の様子を見せてくれた。
ガクウラジロヨウラクの花もそのひとつで、
ファインダーを見ながらうっとりして、シャッターをきるのを忘れてしまいそうだった。
この写真は、ぜひ大画面の壁紙でご覧頂きたい。
秘宝を見つけたの如く、草むらを覗き込むように花を捉えてみた。
しばし、堪能されたい。
三平峠
7月上旬の三平峠は満開で密集したガクウラジロヨウラクの木が多くあった。
花の密集度が違う。
1本の木ではなく、何本か集まって咲いていると推測。
現地で見ると、ウワーッと叫びたい感じ。小さい画面では表現できない(腕がない)。
至仏山
3回登った至仏山のガクウラジロヨウラクへのトライの記録。
ガクウラジロヨウラクが見れたのは小至仏山の手前までで、
いわゆる蛇紋岩地帯には生えていなかったと思う。
三平峠で見たときは壁のように大きく育った樹木に見えたが、
こうやって見ると低木が何本か集まっているのがわかる。
霧に包まれているときのガクウラジロヨウラク。
この花を紹介するとき、識別が微妙でウラジロヨウラクとして紹介し、
ガクウラジロヨウラクという見方もある、というのも考えたのだが、
八方尾根で見たガクが本当に短いものとは明らかに違って見えたので、
勢いでこういう形で紹介させていただいた。
辞典で詳しく調べる
ツツジ科ヨウラクツツジ属>ガクウラジロヨウラク
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