オオバコ科はこれまでは3属200種ほどの小さな科として扱われてきた。しかし、APGV分類体系ではこれまでのゴマノハグサ科やアワゴケ科、ウルップソウ科、スギナモ科の各属も含めて、世界中に広く分布する90属1700種を含む大きな植物群として扱われている。従来の定義にしたがうと、日本にはオオバコ属の1属4種があり、1種1属が固有。
海岸から高山、乾燥地から湿地とさまざまな環境に適応し、「足の裏で選ぶ」という意味の学名も繁殖力の強さを表している。。
(印象)根が深いオオバコしか知らなかったが、広義では身近なオオイヌノフグリとかクガイソウなどが加わり親しみやすくなった。
参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)
高山に咲く花 増補改訂新版 (山溪ハンディ図鑑)
園芸植物 (山渓カラー名鑑)
最終更新日 2018/04/01