トウテイラン(洞庭藍)
2018/10/28 (since1997/09/14)
| 宿根草の寿命 |
宿根草の寿命
庭のトウテイランは20年以上、同じところに毎年咲き続けてくれている。
宿根草には寿命がないのだろうか、いつまで咲くのか楽しみと同時に不安だ。
1995年に撮影したトウテイラン。
葉が雪のように白く、青紫色の花とのコントラストが素敵です。
秋の日差しと言っても9月、まだまだ輝きがありますね。
右側に西日を遮るブロック塀があるせいか、
ちょっと傾き加減になっているのですが、ちょっと山の風情がかんじられませんか?
2017年撮影のトウテイラン。今年も元気に咲いてくれました。
早朝のトウテイランの花は青色がより青く見える。
青色の花を見ることができるようになると、秋になったのだと・・・
最近、トウテイランが元気よく咲かない(毎年咲いている)。
茎をくねくねと地面を這うようにのびている。
よく見ると、隣の木の枝に葉が生い茂って、日に当たりにくい。
雑木であるので、すぐに丸坊主にしたのはいうまでもない。
気持ち良くなったところで、マクロレンズを取出し、
かろうじて今年も花を咲かせたものをアップにしてみた。
白い綿毛で柔らかい感じのする茎に青紫色の花が冴える。
来年、もっともっと元気に咲きますように。
EOS7D EF100mm f/2.8L Macro IS USM
1/125, f8.0, -1.00EV
トウテイランを見つけた
ついに、トウテイランを売っている店を見つけることができた。
ジョイフル本田というホームセンターの園芸売り場だ。
わりと大きな株せその分高いような気もしたが、
我が家の成績も悪くないので、すぐにご購入だ。
寿命の心配はさておき、
トウテイランの花や粉を吹いたような葉などの姿が
どこを見ても好みのタイプだ。
写真はひと冬越した後の立派に成長した株の様子。
クローズアップすると背景もトウテイランの花と葉で埋め尽くせる。
上から見るとこんな感じで、種を巻いたんじゃないかくらいに増えた。
以下は、いままで撮りためたトウテイランの写真たち。
昨年、日差しを防いでいた木の枝を大幅に剪定したところ、
ご覧のように元気な株に成長して戻ってきてくれました。
花数が多く、茎もしっかりしていて、なよなよ、くねくねしていなくて気持ちいい!
EOS7D EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f3.5 1/3200, -1.00EV
大株に育ってよかった。最近はトウテイランを売っている店がないからね。
となりのおばさんにも「これな〜に?」と聞かれるくらい注目された。
まだまだ蕾も多くあって、しばらく青い花が楽しめそうだ。
EOS7D EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f3.5 1/2500, -1.00EV
育て方なんてものもなく、夏の暑さと日照り、冬の寒さや露など
栃木の厳しい環境に耐え、よく咲いてくれる可愛いやつです。
ただ、例年、茎が風で倒れてしまい絵にならないのですが、今年は運がいいようです。
トウテイラン(洞庭藍)という名前は、中国の洞庭湖の美しい水の色にちなんでいるそうですが、
その名のとおり、青紫の花が穂状に下から咲いてきます。
辞典で詳しく調べる
ゴマノハグサ科ルリトラノオ属>トウテイラン
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