小田代ヶ原
2018/04/07 (since2012/06/23統合)
| カラマツと草紅葉 | 晩秋 | 幻の小田代湖 | 男体山と草紅葉 |
秋の湿原
ラムサール条約湿地にも登録され、保護されている小田代ヶ原。
四季を楽しめる所だが、花の無くなった秋にも様々な色模様を見せてくれる。
草原のパッチワーク
晴れればご覧のとおり、小田代ヶ原の南側の車道から見た午後の草紅葉だ。
手前の黄金色に始まって、橙や赤に緑の草原(あえて言う)が
アクセントになって自然のパッチワークの完成だ。
何回か見た草紅葉の中で一番の色! 旬だったのかな?
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/1000s,-0.67EV
再び蘇る湖
2011年の紅葉は遅めだったので、10月下旬なのに奥日光を散策した。
小田代ヶ原は予定にないけど、千手ヶ浜から西ノ湖の帰り道だったのが幸い。
御覧のように見事な小田代湖の出現にしばらく見入っていた、至福の時。
おっとそうだ、記念撮影とばかりに写真を撮りはじめたが、しばらくすると
風が出てしまい、山のシルエットを映し出すのは難しくなった。
本当に偶然にタチ寄ったら、偶然にその時間だけ風がやんでいたラッキーな一日。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/320s,F8.0
紅葉し、凍りついた木々の葉が朝日に輝いた。
美しい木の葉の紅葉は壁紙でどうぞ。
ちょっと天気が悪い時の小田代ヶ原。
あまりにも有名になった貴婦人の木で日の丸写真を構成するのは気がひけるのだが、
この日は午後になって、雨がいつ降ってもおかしくない状態で、一瞬日が射した。
その瞬間に貴婦人の正面にいたんだもの、シャッターをきるでしょ。
おかげで、草紅葉も輝くような感じになった・・・ような。
カラマツの葉も色を失いそうな10月下旬。
黄色のカラマツの葉が朝日に照らされて異様な色合い。
斜光線で背景の山並みも面白い模様になった気がする。
カラマツと草紅葉
小田代ヶ原は草紅葉が有名で、奥日光ではメインの紅葉に一歩先んじて見ることができる。
この頃になると、シロヨメナやリンドウも精彩がなくなってしまい、
湿原の主役は草紅葉やカラマツの黄葉となり、秋の色のグラデーションを楽しむことになる。
6枚の写真を繋げてつくったパノラマ写真です。
貴婦人と名のついたシラカンバの木もきっちり入っています。
(小さくてわかるかな?)
大きくしてみたい方は上の画像をクリックしてください。
赤、緑、茶色(黄色だったら信号灯みたい)など多彩な色彩美。
背景には太郎山、小真名子山、大真名子山、
男体山(右端で頂上が入らなくてすみません)などの高山もあり、
小田代ヶ原の豊かな自然を感じていただければ、と思います。
湿原から森へ
ここは小田代ヶ原の北の端、黄色く見えるカラマツの向こうは戦場ヶ原です。
曇り空でしたが、雲の切れ間からほんの一瞬カラマツの林に日差しがあたりました。
奥の草紅葉の部分にも日が当って、手前の影の部分との違いが明らかです。
EOS KISS Digital N, EF18-55mm F3.5-5.6
1/1250s,F7.1
晴天も草紅葉が冴えないのでカラマツ中心にしてみた。
草模様
草の色のパターンが素敵で一枚に納めたかったのだが・・・
この二週間思い悩んで、油絵っぽい出来上がりに、これでいいやと選んだ一枚。
点景として入れたズミの扱いが問題で、入れるのか入れないのか、
どのくらい入れたらいいか、今でもわからない
ズミと草紅葉
草紅葉とはよく言ったもので、草の色がなんとも不思議な色の組み合わせになるものだ
ズミの実も赤くなって、書かないとわからない(笑)、湿原に彩りを加えている
彩りの湿原
水の周りはまだ緑が残っていて、赤へのグラデーションがおもしろいく、
小田代ヶ原には何回か来ているが、草紅葉の時期に来たのは
初めて
だけれども、一見の価値有りと思わせられた。
草紅葉も凍てつく朝に色を失っているが、
影となったズミの向こうのカラマツなどは色づいている。
天候の悪さがわかるだろうか?
上の方で紹介した写真の7分くらい前の状態で、今にもスポットライトを浴びそうな貴婦人。
じらされて、あきらめて、立ち去ろうとした瞬間に、さきほどのシャッターチャンス到来です。
青空に広がりを見せる白い雲と、緑の草むらに挟まれた草紅葉。
晩秋
10月下旬ともなると、草紅葉は色を失い、木々も冬支度。
真冬の銀世界ほどの派手さはないが、それなりに味のある風景かもしれない。
山陰になっていたカラマツに陽が射すと、湿原は賑やかになる。
霧を求めて日の出前からカメラマンがひしめく小田代ヶ原では
朝の7時過ぎって、シャッター音が消え静けさを取り戻す時間帯。
一般のハイカーや観光客には早過ぎるしね。
なので、この景色は本サイト独占中継、という朝寝坊さんの負け惜しみか。
小田代ヶ原に飾られた天然のイルミネーション。
画面左のズミの木は一枚も葉が残っていない。右奥は三岳。
晩秋編、最後はやっぱりカラマツで締めくくろう。
幻の小田代湖
小田代ヶ原では数年に一度、大雨の後などに湿原に水が貯まることがあり、
小田代湖と呼んだり、頭に幻の・・・と呼んだりしている。
貴婦人ともカメラマンの木とも呼ばれている有名な木も水没している。
早朝に霧や朝日が当たったときに狙うのだが、遅起きのカメラマンはめったに狙わない。
しかし、水面に映ったダケカンバは写した方がいいだろう、と思った。
シラカンバという人もいてどちらが正しいか検証できていない。
Canon EOS 7D, EEF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000s,F8.0, -0.67EV
クリスマスのように
カラマツの紅葉が生えて、小田代にクリスマスがやって来たような華やかさだ。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/140s,F8.0,
静かな夜明け
もうすぐ10時だから夜明けというのは語弊があるが、
静かに朝が明けた、そういう印象はあるだろう。
カモが泳いだ後が一筋の線になって、静かな湖面にアクセントを与えた。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/640s,F8.0, -0.67EV
蘇る湿原
1991年、水が戻ってきた、小田代ヶ原
草紅葉がきれいです
カモが泳ぐ小田代ヶ原
カモが泳いでいたので、急いで撮りました。
ちょっと、遠かったです
逆さダケカンパ
有名なダケカンパの木ですが、水に映ったものを撮りました
男体山と草紅葉
小田代ヶ原で男体山を見るには、バス停を降りて鹿よけの柵をくぐった後、
左に歩いて行き、好きな脇役を選べばいいだろう。
雲一つない青空にくっきりと男体山が浮かび上がった。
肝心の草紅葉は手前の草むらがダメダメなので
スケールが小さくなってしまい、ごめんなさい。
貴婦人の木を入れると、かなり引いた感じになってしまうので
上の草紅葉の写真と反対側のズミの紅葉を入れて見たのが精一杯。
小田代ヶ原で男体山を入れ込んだ写真はホント難しい。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/1000s,-0.67EV
場所を変えて、男体山の頂上を見つつ、草紅葉をお楽しみください。
私としては初めて見る草紅葉、まだまだピークではないようですが
こんな感じで赤い部分が広がっていくのでしょうか。
そういえば、柵で囲まれた小田代ヶ原も初めてでした。
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