金精峠
2016/09/18 (since2012/06/23統合)
金精山
金精道路を上がっていった時の終点、頂点にあたる金精峠(標高2024m)。
日光山の僧や修験者たちの修行の場として開かれたといわれ、
峠の頂上には金精神社が祀られている。
この金精峠から見る、金精山は赤く赤く燃えていた。
金精山紅葉
湯ノ湖についたとき、例年なら紅葉が大歓迎してくれるのに色づきはまだはじめ。
天気は恵まれたのにと思いつつ宿へ。そこで、るいさんが金精峠はイケます、の力強いお言葉。
翌日の早朝、晴れ。金精峠から望む金精山はご覧の通り見事な紅葉でした、ホッ、感謝。
写真は思いの外雲が邪魔な気がして、面白い形になるまで待って撮った。
峠の眺め
トンネルの向こうは群馬県、振り返れば、
左に温泉ヶ岳、正面は男体山と湯ノ湖や戦場ヶ原、右を見れば山々の紅葉である。
駐車場は狭いので、この景色をゆっくり見るために車を停めるのは根気がいる。
正面に見えるのが右の山が男体山、手前の湖が湯ノ湖。
金精道路は駐車場が少なくてポイントとしてもいまいちのことが多く、
こういう景色を撮るには車道を歩き、車を避けながら撮影する勇気がいる。
峠の紅葉
群馬県側からトンネルを抜け金精峠を下り始めるとすぐに見えるのがこの景色だ。
この通りをどうやら「日本ロマンチック街道」というようだが、この時期群馬県側は
ほとんど紅葉を見ることができないので、この紅葉を見れたら
それはロマンチックな景色というものだろう。
EOS KISS Digital N, EF18-55mm F3.5-5.6
1/000s,F6.3
上の写真とほぼ同じ場所だが
2013年は曇り空で、全く違う印象の写真になった。
金精峠から右側の山を見たのが上の写真なら、これは左側の山。
どれ、という目立った特徴はないが、実際に行くとどこを見ても綺麗。
雪化粧
左側の群馬県境の尾根からつづく白装束の雪化粧の木々、冬の装い。
尾根の向こうには温泉ケ岳(ゆせんがたけ) 標高2333mがあるはずだ。
写真は不鮮明で申し訳ないが、尾根の下側はいくらか紅葉が見られる。
奥日光の秋は紅葉が終われば、すぐに冬。待ったなし。
EOS KISS Digital N, EF70-200mm F2.8 ×2
1/1000s,F8
温泉が岳側の紅葉、というか黄葉か。
ゴツゴツとし岩肌の上下にきらめく木々の紅葉。
束の間の秋空
一番上の写真から金精峠をさらに下り、湯ノ湖と戦場ヶ原、天気が良ければ
中禅寺湖まで見ることができる展望台がある。その裏側の景色がこれ。
今日見た雲のない青空はこの一瞬、北の空だけだった。
EOS KISS Digital N, EF18-55mm F3.5-5.6
1/600s,F6.3
木々の紅葉
金精峠を散策すると、一つ一つの紅葉がそれぞれ主張があってあもしろい。
尾根輝く
紅葉を照らす朝の斜光線で山肌を切り取ったが、色がイマイチだった。
私としては初めてのトライなので、自分へのご褒美で掲載だ。
秋色満喫
金精峠は紅葉と枯れ木との対比がおもしろい
金精山の方から雲が出たので、空に変化をつけた
錦の輝き
ほんの数分の間だけみせた、森の中の紅葉の輝き
とにかくシャッターを切りまくったが、
光の恵み
上の写真も同様で、早朝来た時は面白みのない東側の斜面だったが、
朝飯を食べたのが利いた。
太陽がほどよく昇ると、思わぬ贈り物をしてくれた。崖の上に生える草の輝きがとても美しかった。
紅一点
一本のツタ? が逆光で輝きを増した。金精峠はいろいろな紅葉を見せてくれる。
テレコンつけとけばよかったと思っても後の祭り、200mmではこれが精一杯だ。
朱々彩々
今年一番の朱色と思った
右の斜面から覆い被さるような木々が異様な世界に連れていってくれる
ゆりが広角に目覚めた一枚