中禅寺湖の紅葉
2019/09/18 (since2012/10/18)
| 千手ヶ浜 | 晩秋の中禅寺湖 | 菖蒲が浜〜冠岩 | 八丁出島 |
湖面の美
霧が出た白い湖面やきれいに青くなった湖面など
刻一刻と表情を変える中禅寺湖。きれいだ。
靄が立ち込める千手ヶ浜の砂浜を、奥日光の紅葉する山を背景に捉えた。
菖蒲ヶ浜キャンプ場の駐車場から歩き始めて、写真を撮りながらなので2時間以上がたった。
この落ち着いた紅葉を見るために歩くだけなら1時間半がいいところだと思う。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/200s, -0.67EV
朝もやと紅葉
千手ヶ浜に早朝歩いて来たのは、この光景を見るためだ。
靄が立ち込める湖面に、お辞儀をするように傾いた木々が
紅葉するさまが、わくわくドキドキする大好きな被写体。
いつか見たプロの写真の方がはるかに素晴らしいが、
私が確かにここに来た証として貴重な写真だ。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/160s, -1.33EV
青い空より青く藍色ともいえrう湖面に映り込む男体山などの紅葉。
半月山展望台から見た中禅寺湖だ。詳しい状況は半月峠編を。
やや上から八丁出島の横顔は珍しく、湖面の表情も豊かだ。
赤磐から冠岩に向かう途中、青い湖面と赤黄緑の3色紅葉。
千手ヶ浜
千手ヶ浜はクリンソウでも有名だが、紅葉もなかなか味わい深い。
ここに来るだけなら、赤沼車庫から乗る無公害バスを使うこともできる。
ちょっと中禅寺湖を見てみると、お〜〜〜素晴らしい日の出。
蒸気が太陽に向って登っていくようだ。
千手ヶ浜を南に向かって歩く。
クリンソウで有名な仙人庵を過ぎたあたりの紅葉が見事だ。
華やいだ紅葉の向こうに見えるのは、霧立ち込める湖面で羽を休めるカモたち。
紅葉油絵調
紅葉する黒槍山の斜面の一部を切り取ると油絵調、これは私のキャンバス。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/250s, -0.67EV
蔦
千手ヶ浜を西ノ湖に向かいはじめたばかりの木立にて、
蔦はまだだが、向こう側の紅葉が光り輝いていた。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/80s, -0.67EV
空を見上げれば、ワオッ! 彩りが豊か。
これは、バス停から千手ヶ浜に着く手前の天上の風景。
急斜面と紅葉
湖面に向かう斜面を見るとほとんど垂直、そこに生える木々の幹は横に伸びている。
必然的に木々の枝はお辞儀をするような形になるわけだ。
千手ヶ浜で本日一番の紅葉を撮った。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/160s, -0.67EV
男体山
日の出を背に男体山の微妙に色づく紅葉を写してみた。
光が当たってしまうと、形も色もつまらなくて写したくなくなる男体山も
今なら、なんとなく神秘の山だ。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/320s,
冠岩
千手ヶ浜から見た冠岩付近の紅葉はこれからの様子。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/160s, -1.0EV
冠岩の右、熊窪の紅葉は見頃のようだ。
撮影場所も異なるが上の写真から遡ること17分、
熊窪の上の方はまだ日陰だし、湖面には蒸気が立ち込めていた。
晩秋の中禅寺湖も朝日を拝んでおきますか。時間を巻き戻して、と。
晩秋の中禅寺湖
紅葉時期の景色の変化は早い。
晩秋としたが、見頃から1週間ほど経過したくらいの様子。
真っ青な湖面に飛沫が立つほどの強風。緑との対比が美しい。
枯れ木の中に紅葉の尾根筋が1本。
あたりを見回して一番赤の濃い北側の斜面。
紅葉シーズンも終わり、人気のない湖畔に枯れ木のオブジェが寂しげ。
尾根付近の木々は葉が落ち燃え尽きる寸前の紅葉。青空に映える。
振り返れば、南側の湖畔は逆光気味になって木々が浮かび上がる、
背景の山の斜面は紺一色。
菖蒲が浜〜冠岩
車では絶対来れない中禅寺湖畔の紅葉はこちら。
菖蒲が浜と行っても歩き始めというだけで、紅葉で見るべき所がない。
ある程度、歩いていくと、紅葉が楽しめるようになる。とにかく歩くしかない。
中禅寺湖〜
早朝、竜頭の滝から歩き始めて、この日の初ショット。
湖面にはうっすらと靄が立ち込めていい感じだ。
中禅寺湖に面した斜面は、かなりの急斜面で、
足を踏み外したら間違いなく湖までまっさかさまだ。
そんな暗〜い山の中を、ときどき獣の鳴き声などを聞きながら
1時間以上は歩いただろうか。
おかげで
湖畔に出たときの感慨はひとしおだった。
Canon EOS 7D、EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/10s, -1.0EV
東斜面
日はまだ出ていないのだが、東側の斜面でやや逆光気味。
右側が崖で東の空が開けているため、湖面が白びかりしてきた。
深い緑の木々とあいまって、紅葉や黄葉を引き立てていると思った。
Canon EOS 7D、EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f8.0, 1/10s, -1.0EV
冠岩
この写真を撮ったときは、岩の名前がわからなかったが、
かっこよかったので、とにかく撮った。
でも思った。みんな、撮っているんだろうなって。
こうも思った。こちら側まで来て撮る人は少ないのだろうと、安易な発想。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/200s, -1.0EV
冠岩(左端の外側)に向かう岬のように突き出ているところ。
木々が少し傾き加減に湖面に向かっていく様子が好きだ。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/160s, -0.67EV
この開けた入り江は紅葉が素晴らしい。
歩ききれば千手が浜だが、腰を据えて向こう岸の写真を撮った。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/80s, -0.67EV
入り江の一番奥側。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/40s, -0.67EV
紅葉
赤と緑が入り混じって綺麗だった湖畔の木。
曇り空で空が白いのが、とっても残念。
Canon EOS 7D、EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f8.0, 1/5s
もう一枚、裏側の冠岩をもうワンショット。
Canon EOS 7D、EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
f8.0, 1/100s, -0.67EV
イタリア大使館別荘記念公園と八丁出島
イタリア大使館別荘記念公園の湖畔からは、有名な八丁出島を正面に見ることができる。
八丁出島は半月山方面からの景色が有名だが、湖畔から見ても美しいのだ。
半島の先端は既に落葉してしまっているが、中央部は紅葉真っ盛りだ。
快晴による湖面の青色が、アクセントになった。
湖畔沿いの紅葉が秋の日差しに輝いているのと対照的な
朽ち果てた桟橋も風景に溶け込んでいた。
写真は八丁出島の手前の入江らしきところ。
とっと緑がかった湖岸と鮮やかな紅葉の対比が出色。
この場所をこの角度からとった写真は他に無いんじゃないだろうか?
というのも、イタリア大使館別荘から中禅寺湖スカイラインを
少し上がったところで、木々の間から撮ったもので、駐車場もない。
工事現場の小さな空きスペースに車を置いて、歩いて行って撮ったもの。
立木観音堂脇の県営駐車場に車を止めて湖畔を撮ったもの。
中禅寺湖の紅葉はどこを切り取っても美しい。