湯滝
2017/10/15 (since2012/06/23)
湯滝の紅葉
湯滝は湯ノ湖(湖面標高1475m)の南端にある高さ70m、幅は最大
で25mの滝で、
三岳溶岩流が作った岩壁を湯ノ湖からの流れが一気に流れ落ちる。
白い水煙を上げながら流れる滝に、紅や黄の紅葉が青空に映える。
蒼い空と紅葉と
ウフッフッ!
青い空と紅葉って素敵!
思わず、ニタッと顔がが崩れそう。
この構図、今まで何回も撮影した気がしていたが、
自分のホームページを見る限り、そうでもないようだ。
正統派ということになるだろうか、観瀑台からの眺めだ。
今年は紅葉もだが、新しいレンズを試す楽しみが大きいのだ。
24mm相当のレンズは湯滝や竜頭の滝の全容を写し出せるのか?
が今回のテーマの一つだった。
結果は、湯滝の全体は写せるであり、しかし、今回はお見せできない、である。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/60 f11.0 -1EV 偏光フィルター使用
苔と紅葉
湯滝周辺の森を散策していたとき、見つけたのがコレ。
ちょっと、自分で置いたんじゃないかって? そんな工作はしません。
この落葉の深い赤と苔の落ち着いた緑色との対比も素晴らしいと思った。
写真としては、スローシャッターにも関わらずピタっと写っていて、
最新レンズの手ブレ防止機能を最大限活かせたもののような気がする。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/25 f10 -1EV 偏光フィルター使用
湯滝の全貌
周囲の木々が紅葉する湯滝を上から下まで全部入れることができた。
晴れていないので光が全体にまわって、隅々まで葉の色が出ているようだ。
新しく手に入れた広角ズームレンズの効果だね。
湯滝を流れる飛沫を捉えた。まだ、滝の上部で流れが緩やかなときだ。
滝上の眺め
滝上の眺めは、滝が流れる前の静かな川の流れと、
一気に流れ落ちる滝との対照的な静と動の眺めを一瞬に見ることができる。
戦場ヶ原を望む
湯滝の上からの光景は以前にも撮影したものがあるが、こちらの方が
黄葉が見事! だし、戦場ヶ原を一望でき(ちょっと大げさか)ている。
身を乗り出して撮ってみたが、以前見た人のように長靴を履いて
川の真ん中で写真をとったら、どんなことになるのだろう?
いつか挑戦してみたいものだ。
これも新しいカメラとズームレンズの威力というもの。
広角側が24mm相当(35mm版換算)の 効果は絶大だ。
今まで写らなかったところがいとも簡単に撮れてしまうのである。
手ブレ補正も効いているので少々絞り込んでも手持ち撮影でシャッターが切れるし、
露出補正も使わなくては損と思うくらいに簡単で、
補正した結果を確認するときの液晶画面も 大きくて見やすい。
とキャノンの宣伝はこれくらいにしておくが、思ったよりかなり便利なのであった。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/50 f5.0 -2EV 偏光フィルター使用
静かなる秋の訪れ
滝になって落ちる寸前の水の流れは、なんて穏やかなんだろう、といつも思わせられる。
まだ紅葉は始まったばかりで、青空にナナカマドの赤い実だけが迫り来る秋を告げている。
しかし、偏光フィルターを使っているとはいえ、この見事な青空をしばらく鑑賞してほしい。
奥日光の澄んだ空気のなせる技、家から1時間程のところにある喜び、そんな心の
ワクワク感をオブラードに包み込むようにして、静かな川の流れを切り取った。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/100 f6.3 -1EV 偏光フィルター使用
静かなる流れ
1997年、湯ノ湖を出て、湯滝になるまでのひととき
滝落ちる
滝は戦場ヶ原に向かって落ちていく
地球の丸さがわかりますか、奥日光の森が箱庭のように見えます
昔の湯滝
フィルム時代の思い出。時間を遡っていただきましょう。
1998年
秋らしい雲一つない快晴、木々も色づき湯滝の流れも一層映えてきた。
水の流れが豊富だ。水飛沫が止まって見えるように
できる限り早いシャッターで写しましたが、ほとんどつぶれてしまいました。
1997年
湯滝の両岸がこんな見事に紅葉するとは、知りませんでした。
左の写真は戦場ヶ原に向かって歩いてからのもの。
右の写真は高さ約70m、最大幅25mはある湯滝を観瀑台から撮ったものです。1997年。
1991年
見る角度を変えると、こんなに滝の姿が変わって見えます。
下から望む湯滝が創りだす水の流れる筋が何ともいえず美しい。