塩原の紅葉
2018/11/06 (since2014/11/01)
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渓谷美
急峻な流れがなく、緩やかな流れが主役の塩原渓谷。
特に流れが静かな潜竜峡の紅葉。
目立つ色はないものの、色の変化が美しいと思った。
塩原渓谷
塩原渓谷は目の前の紅葉を見ながら運転できる、
ドライバーにとてもやさしいところだった。
歩く場合は箒川沿いに12kmにわたって続く散策路で、
回顧の吊り橋から源三窟までのコースが用意されている。
ところがどうだ、2017年に行ったときは、がま石トンネルが出来ていて、
回顧の吊橋に通じる駐車場と留春の滝に通じる駐車場の間の
美しい渓谷の美を見ることができなくなってしまった。
目的地にはスムーズに着くかもしれないが、途中は楽しくなくなった。
がま石トンネルの手前にある駐車場に車を停め、
数分歩いて下ると回顧の吊橋に着く。
吊橋から上流側を見たときの紅葉がこれ。
がま石トンネルを過ぎてすぐの駐車場に車を停め、
数分歩いて下ると留春の吊橋につく。
吊橋を渡って、左に少し進むと落差15mの留春の滝がある。
箒川の右岸に懸かる唯一の滝、とのことだ。
留春の滝の対岸にある無名?の滝と紅葉。
ちょっとした駐車スペースに停めて撮った塩原渓谷の紅葉。
この道路は交通量が多く、ゆったりと構えた撮影はできない。
本気で撮るなら、散策路を歩くべきだろう。
というわけで、右の上流側を見て1枚、左の下流側を見て1枚。撮影終了!
塩原グリーンビレッジに渡る橋から箒川の流れと紅葉。
国道400号線と塩原バレーラインの分かれ道にある橋の上から。
白布をさらしているように見えることから名がついた布滝。
川底にかたい岩とやわらかい岩があったため、
次第に段差ができ、滝ができたものだという。
川幅が狭くなっているので、水量が多くてスリリングなイメージになった。
風挙(ふうきょ)の滝に行く途中の地味にきれいな紅葉。
日塩もみじライン
日塩もみじラインは塩原温泉と鬼怒川温泉の龍王峡を結ぶ全長28kmの観光道路。
もみじラインと呼ばれるだけに、道路から見る木々の色づきと山の紅葉が見事。
峠の茶屋やその横にある白滝、太閤下ろしの滝なども楽しむことができる。
白滝付近のカラマツの見事な黄葉。
道路から見る紅葉もご覧のとおり。ドライブに最適だ。
中央の山の尾根筋に見える紅葉が良いラインを作っていた。
道路から見る紅葉もご覧のとおり。ドライブに最適だ。
ドライブ中、開けた駐車場からダムが見えたら、それは川治ダムだ。
お隣の五十里ダムは山陰で見えない。両方見れたら壮観だろうに。
太閤下ろしの滝
豊臣秀吉が会津遠征の帰路、急坂にさしかかったため、馬を下りたところにあったとも、
滝のあまりの美しさに、思わず馬から下りたことに由来するともいわれる太閤おろしの滝。
ここから1kmほど下ると、龍王峡。日塩もみじライン唯一つの料金所がある。
太閤下ろしの滝の主要部分。
奥の滝をアップして撮ってみた。
駐車場からほどなくたどりつく太閤下ろしの滝。
ご覧のように遊歩道が整備されている。