龍王峡
2015/12/19 (since2009/11/10)
虹見橋
龍王峡といったら虹見橋、大抵の観光客が足を運ぶ名所中の名所だ
紅輝青流
松の木平から川治ダム、川治温泉を抜けちょっと下ったところに龍王峡はある。
鬼怒川温泉も近く、川下りも楽しめる観光地だ。
曇っていたために紅葉のコントラストはイマイチだが、ご覧の通り、水の流れもきれいだ。
ここから、川治湯本駅まで約8km、4時間ほどの渓流沿いのハイキングも楽しめる。
画面中央、やや左側にある黒い半円状のものは拡大してみるとわかるのだが、
どうやら洞窟みたいになっているらしい。
この写真は龍王峡にかかった「虹見橋」から紅葉と渓流の岩肌と急峻な流れを撮った。
もうすぐ冬、秋がダイナミックに流れていく様を感じてもらえるといいのだが・・・
EOS KISS Digital N, EF18-55mm F3.5-5.6
1/60s,F5.6
「竜王峡自然研究路」の看板から
龍王峡は、藤原町イノ原から白岩の間の奇岩に富んだ約3kmの峡谷です。
その景観を大きな姿に見立てて、昭和25年8月に「龍王峡」と名付けられました。
約2,200万年前の海底火山活動より噴出した火山岩が、造山活動により隆起し、
鬼怒川の浸食作用を受けて現在の景観を形成したと考えられています。
噴出した岩石の違いにより色が異なり、流紋岩主体の白龍峡、凝灰岩主体の青龍峡、
安山岩主体の紫龍峡の名前がつけられています。
上流側を見れば、必ず見る光景。 とても緩やかな流れだ。
下流側、少し紅葉の様子が違うし、下流はやはり開けてくる。
滝巡り
龍王峡では虹見の滝、竪琴の滝、白竜ヶ淵、岩ノ原、大観石、五光岩、兎跳などの瀑布があるとされるが、
虹見の滝、竪琴の滝以外はどこにどの滝があるのかわからない。
しかし、眺望(特に西岸からの眺め)は素晴らしいので名無しで申し訳ないが、下の写真でご覧あれ。
3条の流れが滝となって美しい模様を描き出していた。
的が絞りきれなくてアップもしてみたぞ、どうだ。
雲の切れ間から日差しがあたった瞬間、滝に虹が出た。
逆光に輝く紅葉と滝。
ここからは東岸での眺めになる。
対岸にめぼしい滝はない。
鬼怒川の水の色がとても綺麗なので、滝の水しぶきと一緒に。
竪琴の滝
龍王峡で名前がわかる2つの滝のひとつで展望台からの眺め。
森のなかにあるので、昼なお暗い所にある滝だ。
普段は虹見橋側に降りてしまい、展望台に行ったことがなく、
この光景を見たことがなかった。
上下2つに分かれている滝の全体像。
虹見橋に降りる途中でみられる光景。
虹見の滝
この日は水量が豊富だった。
奥側に見えるの赤い橋が虹見橋。
滝になる直前の眺め。
水の流れがきついので、水しぶきも勢いがある。
虹見橋がわからみた虹見の滝。
右上に見える建物は五龍王神社。
遊歩道
滝を中心に紹介してきたが、遊歩道で見る途中途中の森林の景色が目に優しい。
のんびり散策して、森林浴を楽しむといいだろう。
カラフルな龍王峡の森の彩り。
少し距離を置いて、対岸を見れば・・・
少し上流、川俣温泉側から見た鬼怒川の流れ。