センリョウ
2014/11/16 (since2011/11/06)
| キミノセンリョウ|
センリョウの赤い実
京都の寺ではセンリョウが植えられていることが多く、
赤い実をいろいろな所で見ることが出来た。
詩仙堂にて
詩仙堂の庭は季節を彩る植物が豊かで、センリョウもそのなかの一つ。
センリョウとマンリョウ
手前の一番赤い実がふさふさしているのはマンリョウで、
センリョウお実が点々と軒を並べている。
即宗院にて
臥雲山即宗院の庭園では、写真のように立派に植え込まれていた。
マンリョウも申し訳程度に植えられていたが、このセンリョウにはかなわない。
臥雲山即宗院は、薩摩藩(現・鹿児島県)東福寺城の守護大名であった
六代目島津氏久(1328-1387)の菩提のため、南北朝元中4年(北朝嘉慶元年=1387)、
剛中玄柔和尚(東福寺第五十四世住持)を開基として創建された。
院号は氏久の法名「齢岳玄久即宗院」に由来する。永禄12年(1569)に焼失したが、
慶長18年(1613)島津家久によって再興された。以来、薩摩藩の畿内菩提所とされ、
藩より七十石が施入されるほど深い関係が結ばれてきた。
現山門は再興時のもので、門の左右に安置された仁王像は石造りで、
本山塔頭寺院の山門仁王としては稀有な存在である。
(臥雲山即宗院のパンフレットより「沿革」)
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/125 f11.0 -1.67EV
雲龍院にて
雲龍院はわりと明るい感じの庭で、センリョウの実の赤も際立っていた。
EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f8.0 -1EV
龍安寺にて
どうも似たようなセンリョウばかりで申し訳ないが、
それだけ、京都の寺にはセンリョウが植わっている、
ということを見てもらいたかった・・・
石庭やこけ、紅葉を見た後にちょっと箸休め的な
センリョウのホッとするような良さは歩いてみればわかるだるう。
このセンリョウは龍安寺の有名なつくばいの傍にあったものだ。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/25 f11.0 -1EV
キミノセンリョウ
キミノセンリョウはセンリョウの変種で実が黄熟することでこの名がある。
高台寺にて
高台寺の便所を仕切る塀の脇にあった黄色の実がなるキミノセンリョウの植え込み。
私も見るのは初めてで、珍しさに思わずシャッターを押した。
左端の赤い実はセンリョウではなくマンリョウ。
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
f8.0, 1/100 -0.67EV
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センリョウ科センリョウ属>センリョウ
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