秋の庭はまだ残暑が厳しく、なかなか復活できないが、シュウメイギクを代表にツワブキやトウテイランが元気だ。ツワブキはすっかり定位置を勝手に決めたようで、門扉のところの寒椿と隣の家のブロック塀とドウダンツツジに囲まれた三角コーナーにはびこっている。ここはもともと、カタクリやオオミスミソウなどの山草を育てようとしたところなのだが、残っているのはイチリンソウとクリスマスローズくらいのものだ。
ウメモドキやカリンなどの樹木は順調で、毎年実を付けている。薄いベージュの壁にウメモドキの赤い実が描かれたさまは、イメージしていたとはいえ木が成長するにしたがってますます素晴らしい壁画となっていく。