高台寺
2014/11/08
| ライトアップ |
高台寿聖禅寺
公式サイト:http://www.kodaiji.com/
京都の寺院は歴史のある所が多く、高台寺も例に漏れること無く、語ると長そうだ。
高台寺は正しくは高台寿聖禅寺といい、豊臣秀吉没後、その菩提を弔うために秀吉夫人の
北政所(ねね、出家して高台院湖月尼と号す)が慶長11年(1606)開創した寺だ。
寛永元年(1624)7月、建仁寺の三江和尚を開山としてむかえ、高台寺と号した。
秀吉と北政所を「霊屋(おたまや)」に祀り、北政所像の下はその墓所となっている。
尚、豊臣秀吉夫人(北政所)は天正16年(1588)に従一位に序せられ、
慶長8年(1603)に後陽成天皇より高台院の号を賜り寛永元年(1624)9月6日、76才で没した。
国の重要文化財として旧持仏堂の開山堂、霊屋、傘亭、時雨亭、表門、観月台等が指定されている。
受付を抜け、ねねの小径を歩くと、足元の紅葉が目についてきた。
日が暮れたとはいえ、まだ明るく、写真だと昼間のようだ。
奥に見える建物は遺芳庵(いほうあん)で、
鬼瓦席と共に
高台寺を代表する茶席として知られている。
苔の生えた地面に落ちた紅葉模様が綺麗だ。
ライトアップ直前の開山堂。右横の紅葉は真っ赤だ。
ライトアップ
高台寺は、日没とともにライトアップが開始されるようだ。
何回かライトアップを経験して、撮影するタイミングは夜になる前の夕闇時だ。
これだと、ライトに照らされている場所だけでなく、周囲の様子も写るのがいい。
方向は違うが開山堂の上の写真から約40分後、あたりは大分暗くなり、
金箔などライトアップならではの怪しい輝きを見せている。
臥龍池ではじまった光のショー。動きはしないが龍も現れる。
右側のスポットライトの所が龍の顔、左のトゲトゲが尻尾だったりする。
手前の影はお客さんのカメラだと思う。人が多いから難しいねえ〜。
竹林から垣間見る紅葉。歩道はかなり暗くなってきた。
出口(どこから出たか忘れた)ではライトアップの紅葉が美しかった。