法然院

2011/12/10

山門の紅葉

山門と紅葉

浄土宗の開祖・法然上人が弟子たちとともに、昼夜6度にわたって
阿弥陀仏を礼拝する”六時礼賛”を勤めたという旧跡。
哲学の道を少しはずれ、 法然院の山門をくぐり振り向くと
ご覧のような景色が目に飛び込んでくる。
茅葺の上に生えた苔が鮮やかに緑色となり、
赤く変わりつつある紅葉の色の変化が時の流れを感じさせる。
ふと気がつくといにしえの京へあなたを誘うだろう。

「哲学の道」は、哲学者・西田幾太郎が、毎日、思索にふけりながら
散策したことからこの名がついた。また、法然院の境内にある墓地には、
文豪・谷崎潤一郎の墓もある。このあたりの静かな風情は、
昔から学者や文学者に好まれる場所だったようである。

2011/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/60 f8.0 -1.33EV 偏光フィルター使用

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苔と紅葉

目線

目線をずらすと紅葉と苔の生えた屋根にカンツバキの花まで
一体となって目に飛び込んでくる。
苔の柔らかさのせいだろうか、とても目に優しい、ホッとするような情景だ。

2011/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/60 f8.0 -1.33EV 偏光フィルター使用

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盛砂も

盛砂のある風景

一番上の写真のひいた状態の景色。法然院には白砂壇とよばれる2つの盛砂がある。
水を表わす砂壇の間を通ることは、心身を清めて浄域に入ることを意味している。

狩野光信と堂本印象の襖絵があるという方丈は、本日の公開なし。
どうも紅葉の時期に公開はされないらしく、
法要のためこれ以上入れない趣旨の立て札があった。残念。

2011/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/30 f8.0 -1.33EV 偏光フィルター使用

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