常寂光寺
2014/11/22
| 常寂光寺|
常寂光寺の紅葉
常寂光寺の紅葉は綺麗だが、掴みどころがない。
京都の大きな寺にありがちな目立つ建物もなく、
山の斜面を利用した庭が人為的なものを排除して自然な感じ、
そんなところが他の寺とはちょっと違った印象になるのだろう。
常寂光寺の山門、紅葉見頃の看板が出ていた。
小倉は、鎌倉時代前期の歌人で「古今和歌集」の編者としても知られる
藤原定家が山荘(時雨亭)を置いた地。
鎌倉時代にまとめられた「小倉百人一首」もここで編集されたと伝えられており、
歌どころとしても古くから人々に親しまれた場所である。
山門からの眺め、人の多さが常寂光寺の人気を物語る。
本当に人が絶えないので、あきらめてワンカット。
常寂光寺は山際に立っているせいか、平地が殆どなく
散策の間、ずっとこのような傾斜した土地がつづいた。
苔むした庭にまだ落ちたばかりの真っ赤な紅葉。
茅葺の屋根と紅葉。
上を見上げれば静かな山間の緑と紅葉の空間。
石灯籠と紅葉あ。
国の重要文化財にも指定されている多宝塔。
周囲の紅葉は見事なものだが、目で見たほどの美しさが・・・。
多宝塔と紅葉に京都の町並みのてんこもりセットだが。
。
。
参考文献:京の古寺あるき(実業之日本社)