大雲山龍安寺

2014/11/16 (since2010/11/23)

| 庭園 |

方丈

昔、宇多天皇が夏に白い絹の布を山にかけ、
雪山に見立てたことからその名がある衣笠山(衣掛山)。
そのふもとにある龍安寺は、石庭の寺としてあまりに有名。臨済宗。

つくばい(蹲踞)

つくばいの中の小さな紅葉

北側の庭に若干の紅葉を見ることができた。
質素すぎて諦めていたのですが、蹲踞の中に小さな大発見!
丸い銭のなかでいかにも所狭そうに色づく紅葉でした。

方丈の北東にある銭形のつくばいの文字は中央の口を利用して、
「吾唯足知(われ、ただたるをしる)」と成り、
禅の格言を謎解きに図案化した無言の悟道である。
水戸光圀の寄進といわれている。(龍安寺パンフレットより)

蹲踞とは、茶室に入る前に手や口を清めるための手水を張っておく石のこと。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/20 f11.0 -1EV 偏光フィルター使用

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紅葉

方丈の西側の庭で見ることができた紅葉はご覧のように渋いものだった。
龍安寺の紅葉は山門と方丈の間にある鏡容池周辺で鑑賞するように出来ているようで、
方丈から見る庭には、カエデはあるけれども、オマケ的な感がしてならない。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/80 f11.0 -1EV 偏光フィルター使用

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龍安寺山門

龍安寺山門

徳大寺家の別荘だったのを、宝徳2年(1450年)管領細川勝元が譲り受けて寺地とし、
妙心寺の義天玄承を開山として創建されたものである。
応仁の乱に焼失して、明応8年(1499年)、勝元の子、政元が再興したが、
寛政9年(1797年)火災で方丈・仏殿・開山堂などを失った。
現在の方丈は、そのとき西源院の方丈を移築したものである。
方丈の前庭は枯山水の石庭として著名で、臨済宗妙心寺派に属し、
大雲山と号し禅苑の名利である。(龍安寺パンフレットより)

この山門の写真も、今回は紅葉ということもあって、
四季の山野草でも紹介しようと思っていたことを忘れていたので、
あ〜そうだ忘れていた、山門は必要だよね、と慌てて戻って撮った一枚。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/50 f5.6 -1EV 偏光フィルター使用

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龍安寺の石庭へ

石庭

石庭には15個の石が置かれているが、方丈の廊下に座って見ると、
必ず1個は見ることができず、どこに座っても15個全部見ることはできないのだそうだ。
でもね〜、この長い長細い庭に15個の石を何個かでもくっつけて置いたら
見えないのが普通で、製作者が意図したものが偶然か、なぞ?です。

イギリスのエリザベス女王が1975年に日本を公式訪問した際に石庭の見学を希望。
女王が石庭を絶賛したことで海外のマスコミにも報道され有名になった。
1994年、石庭および境内全体が「古都京都の文化財」として世界遺産登録された。

石庭の油土塀、菜種油を染みこませた土で作った塀のこと、
が誠に渋いはたらきで石庭をより価値のあるものにしているようだ。
写真左上の垂れている枯れ枝が枝垂れ桜(今は左右に若干の紅葉がある)で、
他の人の写真を見ると、春先の石庭はまた違った色合いを楽しむことができるようだ。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/25 f11.0 -1EV 偏光フィルター使用

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庭園

苔と紅葉

光の道

龍安寺の壁紙 横幅1280PX

西源院のすぐ傍の苔が一面に生えたふかふかのマットの上でもみじの落葉が散乱していた。
上背の高いカエデの木漏れ日が筋となってこちらに向かっていた。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/80 f11.0 -2.33EV 偏光フィルター使用

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鏡容池と紅葉

鏡容池を中心とした池泉回遊式庭園は、伏虎島、弁天島を配し、
池の堤防からは龍安寺背景の山々が眺望できる。

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参道のもみじ

赤や黄色の紅葉の葉までは5m程だろうか? さらに高いところには枝はあり
ここのカエデはかなり背が高くなる種類のようだ。

当日の京都は半袖でいられるほどの暖かさであり、夜の冷え込みもさほどではない状況で
紅葉の彩りを鑑賞できただけでもラッキーか、というところ。
色の変化が多彩で、赤一色になったものより魅力的かもしれない。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/125 f11.0 -2.67EV 偏光フィルター使用

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西源院

拝観謝絶の看板と紅葉

西源院はどうも精進料理と湯豆腐のお店らしいが、裏門?にあたる北側からだと
「拝観謝絶」の看板が大きく掲げられ、入口にはご覧のとおり、竹の通行止めが置かれている。
最初、特別なところかと思ったのだが、南側にお店の看板を見つけ、?な状況になった。

お昼時でしたのでお腹は空いていたのですが、
昨日食べた「順正」の湯豆腐が多すぎましたので本日の湯豆腐はお休みです。

写真は京都ならではの風景かな、開いた木戸から覗く紅葉が自然の風景とは別の新鮮さです。

2010/11月下旬撮影 by Shin
EOS7D EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/80 f11.0 -1EV 偏光フィルター使用

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