野山に咲く早春の山野草
2021/02/22
カメラを担いでいっても、あまり花には出会わない早春の野山。梅やソシンロウバイの樹木が寒空に元気に花を咲かせている季節。田んぼのあぜには、オオイヌノフグリやぺんぺん草等が霜で白く輝きながら花も咲かせている。
なかでも、木浦原のザゼンソウは実際に行くとザゼンソウだけなのだが、なかなかの一品だと思う。、星野や三毳山に行けば、当然のごとくセツブンソウ、アズマイチゲ、イチリンソウやカタクリなどいろいろな山野草との出会いがある。
そうか、気がつけば一杯早春の花に出会っているじゃないか。
春の七草
春の七草とは、7種の野菜を刻んで入れた粥(かゆ)、七草粥(七種粥)を人日の節句(1月7日)の朝に食べる風習のことで、
1.芹(セリ)セリ科、
2.薺(ナズナまたはペンペングサ)アブラナ科、
3.御形(ゴギョウ、ハハコグサのこと)キク科、
4.繁縷(ハコベラ、
ハコベのこと)ナデシコ科、
5.仏の座(ホトケノザ、現在のものと違い実はコオニタビラコのこと)キク科、
6.菘(スズナ、カブのこと)アブラナ科、
7.蘿蔔(スズシロ、ダイコンのこと) アブラナ科をいう。
おせち料理で疲れた胃を休め、野菜が乏しい冬場に不足しがちな栄養素を補うという効用がある。