セイタカアワダチソウ／四季の山野草・秋

セイタカアワダチソウの実

セイタカアワダチソウは冬になっても空き地を専有する女王だ。
初日の出の帰り、実が新春の朝日を浴びて妖しい輝きを見せていた。
セイタカアワダチソウの実

セイタカアワダチソウの花

セイタカアワダチソウが隣接する空き地から庭に侵食してきた。
この植物は他の植物の生長を抑制する物質を出しながら生育するとのことで、
集団美を醸し出しているようで、山野草を主体にした庭にはそぐわない。
というわけで、だいぶ大きくなってからその存在に気が付き、あわてて引っこ抜いた。

夢心地

野草として撮影対象に考えると、なかなか野性的でボリュームもあるセイタカアワダチソウ。
他のWEB上で見かけて、自分も撮ってみたくなった花で、ネットの威力は絶大だ
河川敷でエノコロ草などと入り混じって陽の光を浴びていたので、
これでも、できるだけうるさくないように撮ったもの。

茨城県古河市　99/11中旬撮影
by Shin

すこし柔らかめの光で撮ったもの。これだと、優しげの花だねえ。

近くの休耕地にかなりの群落をつくっていた。
少々アンダーで撮ると、黄色が強調され力強くなってきたが、
黄色ばっかりで、手前の花と奥の端の区別がつかなかった、残念。

たくましく、凛として咲いている。
アップにすると、ようやく主役の花の存在がわかるように。