オオイヌノフグリ
2018/12/26 (since1998/04/12)
| 霜にも負けず |
星野にて
あぜ道に咲くオオイヌノフグリは、小さいながらも春の日差しに凛と咲いて、
田んぼに春が来たことを知らせてくれる。
星野の近くの田んぼだが、うまい具合に群落を作って咲いてくれていた。
やや逆光気味の光で、青い花びらが透けて見えて印象的だ。
上の写真が陽なら、こちらの写真は陰。
駐車場となっている空き地に小高い盛り土の部分に群落をつくっていたのだが、
燦々と照りつける太陽に、遠目には星空のようにキラキラと煌くオオイヌノフグリも
近づくと陰影が強すぎてしまう。これを避けるため、自分の体で影を作りながら撮ったもの。
青い花びらと、若い葉の緑が深みを増して、しっとりとした雰囲気になった。
花があっちこっち向いて野性的。
開きかけの花もあって、新鮮な感じだ。
こちらが順光状態のオオイヌノフグリ。花びらが青紫色に見える。
別の日のピーカンでの撮影。元気いっぱいに咲き誇っている。
代わり映えのしない写真ばかりで恐縮ですが・・・
霜にも負けず
オオイヌノフグリは冬の霜が降りる凍てつくような季節でも、
陽が射せば明るい場所では花が咲く逞しい植物だ。
ポワッと
このオオイヌノフグリは11月のものだ。優しい感じでポワッと咲いている。
まだまだ太陽の恵みを受けている様子が、背景のまばゆいばかりの花で分かるだろう。
このときは、オオイヌノフグリを求めて、家の近くをうろちょろして田んぼのあぜに見つけたもの。
近くにはセイタカアワダチソウやマルバルコウソウが見つかるなど花の豊富な時期だ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f5.6, 1/125s, +1EV
キジの庭
オオイヌノフグリの花園にキジが現れたので、あわてて撮った。
すたすたと画面の右上から左下へ歩いていくシーンだ。
大平山の麓の荒地でのワンカット。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200mm f2.8L USM
1/250s,F5.6,×2
アンテナ開く
こちらのオオイヌノフグリは5月中旬のもので、上の写真と半年のズレだが、
この間、オオイヌノフグリは霜のきつい1月、2月でも咲いているのだ。
そこで、早春の花の少ない時期でも咲いているエライやつだし、
季節としては早春の扱いで紹介となった。
すでに夏を思わせる日差しの中で、まるでパラボナアンテナのように、
これでもかと大きく花を開いて太陽の恵みを受けようとするオオイヌノフグリを撮った。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0, 1/1000s, -1.67EV
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オオバコ科クワガタソウ属>オオイヌノフグリ
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