節分草(セツブンソウ)
2021/02/17 (since2000/03/05)
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セツブンソウ(2021年)
2021年の星野は花がやや遅いかもしれませんが、
見頃は例年通りの2月末頃でしょうか。
イノシシや土砂の流入に除草剤?まで、
個体数減少の話題しかないのは残念な限り。
小さな斜面に咲きほころんだセツブンソウたち。
四季の森星野のセツブンソウ
自生地としては北限といわれる
星野のセツブンソウを見に何回も行っているが、
狭い場所なのに、毎回なんらかの発見がある。
そんなワクワク感のある間は通ってみよう、と思う。
2015年は幸いにも、2度星野に行くチャンスが有った。
1週間後は花も少し増えたので、可愛らしい姿を見せるようになった。
ただ、距離が遠いので、デジタルズームです。あしからず。
かなりいい状態の花が2輪、思ったよりもバッチリというわけで壁紙にしました。
光溢れる、まさに早春の息吹。
しっとりとした写真がいいか、まばゆい感じの写真がいいか
好みの分かれるところ。
ちょっと虫食いがあるのは、野性味ということで・・・
自生地の環境でどの程度の群落ができているか、
花が小さく遠いと見えないし、近すぎるとかずがわからない。
これは意外とそのへんのバランスがよく、
わかりやすい写真になったんじゃないか、と思った。
孤高
星野の森を背景に、一輪のセツブンソウがすくっと、毅然と咲いていた。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200L F2.8 USM
f3.2 1/1250
フワッ
3月上旬は周囲にあまり緑もなく、セツブンソウだけが咲いている。
そんな情景の中で、フワッと浮かび上がってくるように見える花をゲット。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200L F2.8 USM
f3.5 1/1250
斜面の群落
星野のセツブンソウは大体が斜面にご覧のように群落をつくって咲きほころぶ。
近年はいのししが出て食べてしまうとかで、花数がめっきり減ってきているようだ。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200L F2.8 USM
f4.0 1/1000
つつまれて
早春の光、緑、やわらかな土につつまれて産声を上げるスプリング・エフェメラル。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200L F2.8 USM×2
f5.6 1/640
虫さんおいで
冬の寒さがあまいと、芽だしが揃わずばらばらと咲いてしまうようだ
今年は、2/8頃には咲き出して早かったのだか、一面の花畑とはいかないようだ。
花自体の瑞々しさも乏しく、やや不調。
それと、今年からメインのセツブンソウが咲いている地域への入場に300円必要になった
気持ちはわかるが、自生地としてはどうかな?
70-200 f2.8 ×2 1/500auto
花リレーで紹介し、壁紙の部屋にもある写真だが、常設展示もすることにした
これは1999年の春、一斉に芽を出したときのセツブンソウ。
この年の星野のセツブンソウは
勢いがあって輝いていた。
さて、栃木県栃木市の星野自然村以外のセツブンソウ自生地としては、
埼玉県秩父の両神村(福寿草も有名)、
広島県 庄原市 の総領町(天然記念物に指定)、
愛知県新城市の石雲寺など全国各地にあるが
実は 準絶滅危惧種 に指定されていたりして、
貴重な植物なのだ。自生地にこだわらなければ、
昭和記念公園などの公園や
京都府立植物園などの植物園を訪れるのも一興だ。
セツブンソウ(2020年)
2020年もセツブンソウを見ることができた。
星野の四季の森は昨年の台風で山の瓦礫が流れ込む
被害があったようだがセツブンソウは健在だった。
瓦礫が流れ込んで2本の溝ができているのがわかるだろうか。
この流れの下流にはセツブンソウの群落もあったのだが、
部分的に埋もれてしまったようだった。
このセツブンソウは比較的暗い森の中だけど、
毎年一番を争って咲き始める場所のもの。
2020年は道路から結構近いところにあってマクロ撮影が可能だった。
花曇りなら、葉も花もしっとりとした味わい。
これをフルサイズで撮ったら、今までにない解像感にビックリです。
花びらの質感まで違うような気がする。
被害のないところでは何もなかったかのごとく咲き始めている。
何日か通ったうちでは目立つセツブンソウの群落。
咲き始めの1〜2週間は対象となる花が少なく、
写真を撮った人は「あそこのだね」とわかるような花だと思います。
セツブンソウ(2019年)
出張前日、今年もなんとかセツブンソウを見ることができた。
見頃はやはり2月下旬〜というところだろう。
まだ咲き始めということもあって、日の良く当たる林の中。
ここは、毎年咲くのが早いところだ。
2018年、セツブンソウ
雪も降り、寒波も留まる2018年、
2月中旬ではまだ花を見れないかと星野を訪問。
その後、2月下旬になるとかなりの群落を見ることができた。
開花株がありました。他の場所でもかなりの株が準備できているようで、
2月下旬から3月上旬が見頃になりそうだ。
花があっちこっち向いていて野趣あふれる山野草だ。
密集隊形のセツブンソウ。
小さい花ながらも、これだけ固まってくれればかなりのボリュームに。
星野のセツブンソウの花の広がり、わかりますか?
かなり這いつくばって形のいい群落を探す持久戦。
2016年、セツブンソウ
2016年はタイミングが合わず、最盛期に写真を撮ることができないが、
咲き始めの状況は順調な様子で、2月下旬から3月上旬は十分に楽しめそう。
先週は数株だった開花株が一週間たった後はいたるところに咲き始めていた。
ちょっとした崖に転げ落ちるように上から下に咲いている。
2016年に私としては最初に確認した開花。
この日はあと2か所で開花を確認できた。
2015年、セツブンソウ
2015年、星野のセツブンソウは個体数がかなり減ってしまい寂しい限りだ。
数年前にイノシシに荒らされたのが原因と聞いているが、
昼前後に逆光になって光るような花びらを撮影できるはずの斜面はほぼ全滅の様相。
復旧しつつある状況j写真は下記に。
細々とだが懸命に生きるセツブンソウ達、
三脚を据えるカメラマンもいなかった星野にて。
2度目のセツブンソウはより良い状態になっていた。
中央左の一団が可愛らしく、トリミングも考えたが
奥行きの感じられるこの写真の方がいいと思い直したもの。
ちなみに、これがトリミング版。少し窮屈な感じがする。
群落の花の様子もいくらか華やかな感じになってきた。
咲いたばかりの汚れなき節分草の花。
活きのいいセツブンソウたちが横に広がりながら迫ってくる。
1度目の星野はちょっとさびしい感じだった。
以前の気に入った写真は殆どがこの斜面からだが花数が少なく選びようがない。
1〜2週間後、もう少しマシになるのだろうか?
行き止まりになっている民家の向かい。
今回はこれが最大の群落。
こちらは、ほとんど日の当たらない入口近くの杉林の下。
やはりセツブンソウは広葉樹の下が似合うと思う。
つぼみから花へ、まさに花開こうとしている。
これで終わり。ちょっと寂しいか。
2010年、セツブンソウ
2010年は時期が早く、咲いていたのは数株、その後に行くチャンス無し。
気の早い花たち
セツブンソウの壁紙 1283×8532010年の星野、ついにセツブンソウが咲き始めました。
庭に、フクジュソウが咲き始めたので、そろそろかなと多い出かけてみましたが、
前日の雪にもめげず、花びらを開かせています。
この分なら、下旬には見頃を迎えることでしょう。お楽しみに。
下にある黄色っぽいのはもみ殻のようでした。地元の人がまいたものでしょう。
フカフカの絨毯の上で気持ちよさそうに咲いています。
八重咲きのセツブンソウも見ておいてください。
70-200 f2.8 ×2 1/500 f5.6
凛として
人もまばら、花もまばらです。
上の花と違って、やや日陰のところに咲くセツブンソウ。
ちょっと気になるのは、咲き始めとはいえ、以前ほどの勢いを感じない。
自生地のセツブンソウとしては、なにか問題があるのか?気になるところです。
70-200 f2.8 ×2 1/500 f5.6
2006年、セツブンソウ
2006年、EOS Kissではじめてデジタル化したセツブンソウ達。
群落で撮れないとなると、だいたいこのくらいのザイズで収まってしまう。
花が小さいだけに、バリエーションが難しい花でもある。
このくらいの花のピントはどこに合わせればいいのだろう、チンプンカンプンだ。
前も後もぼかしたいし、欲が深すぎるのだろうか?
星野が三峰山(峰が連なっていることからこの名がついたといわれる)の
麓ということは最近知った。たしかに、午後になると高い峰に太陽が隠れてしまう。
星野での撮影は、陽射しがほしいなら午前中、花曇りの状態なら午後がいい。
1998年、セツブンソウ
1998年はセツブンソウを撮り始めた頃。
朝日を浴びる節分草
四季の森、星野の里に群生するセツブンソウです。
ちょっと小高い丘の斜面に咲くところを下から撮りました。
早春に咲く
雪の降った次の日だったので、栃木らしからぬシーンとなりました。
雪をかき集めて雪に埋もれる節分草を試している人、
保護している土地の中に入って長靴で踏みつけて自分だけの写真を撮る人、
どうして、あるがままの自然を受け入れられないのか
観光地であるがために、気になった一日となりました。
辞典で詳しく調べる
キンポウゲ科セツブンソウ属>セツブンソウ
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