ウメモドキ
2017/11/25 (since1998/01/03)
| ウメモドキの赤い実 | ウメモドキの小さな花 |
ウメモドキの赤い実
ウメモドキは本州・四国・九州に分布する落葉の低木で
本来は湿原の周辺などの湿った場所に生育することが多いということで
我家の庭のように、塀際で雨に濡れない地面に植えるのはかわいそうなことかもしれない。
しかし、家人の好みで、白い壁に赤い実のなる風景は、遠目でも趣きのあるもので
明るいうちに帰る秋の日には、とてもいい気分になれるわけである。
幾重にも重なった枝に赤い実がついて、だんだんにボケていく様子が、結構華やか。
手前の枝が赤いのはカイガラムシの仲間が巣食っているからで、
トップを飾るのはどうかと思ったが、虫がいるのも自然な姿。色調が合っていたので・・・
雨の雫
雨上がり、ウメモドキの実に瑞々しさがあった。
家のウメモドキは毎年良く実がなるので、色も
それを求めてやってくる小鳥のさえずりも楽しめる。
EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/400 f8.0 -1.33EV
やわらかな実
2階の窓の下にウメモドキの枝が伸びてきている。
夏には毛虫も見ることができるのが難だが、
こうやって実りの秋を迎えると、実がなるのは良いことだと思う。
しっとりと落ち着いた山茶花の雰囲気が出せただろうか?
EOS7D EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/1000 f5.6 -1EV
秋の空と果実
なぜウメモドキを植える気になったか?
落葉低木ということが重要で、春に若葉、秋に赤い実、冬には枯れ枝のようにみえる
四季ぞれぞれの変化が楽しめると思ったし、必要以上に背が高くならないからなのだ。
なに?夏がないって、夏は毛虫が繁殖することが多いことが難点、といっておこう。
赤い果実
赤い実の良い点は、小鳥が集まりやすいことかもしれない。
気がつくと実が少なくなっているし、ときどきは家の近くに鳥を見かけるからだ。
まあ、せいぜい雀のたぐいなんだろうが、農薬のかかっていない安全な実だから
た〜んと食べたらいいだろうさ。ウメモドキの実は毎年たくさん成るから心配ないしね。
雨後の風景
実に付いた水滴にも実の赤が・・・
ウメモドキの小さな花
ウメモドキは5月〜6月に小さな花を咲かせる。
20年以上植えてあるウメモドキですが、花を認識できたのは2017年が初めて。
花が咲かずに実がなるなんてことはないわけで、もっと早く気づくべきだった!
まだ開ききっていない花だったようだが、来年以降に持ち越し。
辞典で詳しく調べる
モチノキ科モチノキ属>ウメモドキ