山野や湿地に生え、高さ2〜3mになる落葉低木。葉は長さ4〜9cmの楕円形〜卵形披針形で、先は尖り、縁に細かな鋸歯がある。葉腋に淡紫色で径3〜4mmの小花を咲かせる。雌雄異株。
果実は径約5mmの球形で晩秋に赤く熟す。
ウメモドキの花
ウメモドキ 庭の秋
生育期は日当たりと風通しの良い場所で管理する。交配後の施肥や徒長枝の切りつめで実の落ちることがあるので、ともに9月中旬以降に再開する。
植え替えは2〜3年に1回、春に行う。
用土例として赤玉土7・富士砂3の混合土など。
剪定では徒長枝が中心で、短枝を残す。
実を確実に付けるには雄木が必要。
キミノウメモドキ (花や果実が黄色の品種。)
クロガネモチ (関東地方から南部、台湾まで自生する常緑高木。モチノキに似るが、葉の光沢が強く、葉柄や新芽が紫色を帯びる。)
シロウメモドキ (花や果実が白色の品種。)
モチノキ (本州南部から台湾まで自生する常緑高木。)