ムラサキカタバミ／四季の山野草・春の野山

庭で

野山のページで、いきなり庭の花の紹介だが理由がある
自宅の庭のイモカタバミは家人に雑草扱いで群落をつくることは許されないためだ。
それでも、しぶとく毎年花が上がってくるので、写真に撮ってあげた。

群落とはまた違った花の印象、蕾もあってかわいらしい。

香港で

四季の山野草のコンテンツで海外の写真はこれが初めて。
今までも、山野草図鑑側では人知れず紹介しているものもあったが、である。
名前を知っている花が咲いていることが少ないので、ムラサキカタバミは偉いのだ。
下に紹介するのは、香港の九龍公園やビクトリアパークなど有名な公園のもの。

ムラサキ系の花はカメラによっても、天候によっても
花色が変わってしまい、とても色再現が難しい花。
なので、多少の花色の違いには目をつぶっていただいて、
香港でも日本でも、多分原産地の南アメリカでも
逞しく咲いているムラサキカタバミを観賞してください。

立体感のある並び、とここまで写真を並べて気がついた。
普段なら、花の横顔の多い私の写真だが、
ムラサキカタバミには一枚も横顔が無い！　なぜだろう？

コンデジで撮っていると、詰めがあまくなりがち。
この写真も、もう少し右からとれば、右の花の葯が写ったのに、と思ってしまった。

似たような花の写真ばかりで恐縮だが、こんなもの。
肉眼で見ても、おっと思うほどの群落にはまだ出会っていない。