ヒメサユリ
2019/04/05
天空のひめさゆり
高清水自然公園のキャッチフレーズ「天空のひめさゆり」をそのままいただいた。
標高850mの四方を山に囲まれた地形のようで、全域がヒメサユリの群生地だ。
タイトルにちなんで、青空に届きそうなヒメサユリの花の勢いを撮った。
というのは後付の理由だが、夏でも元気な花に敬意を表したい。
ヒメサユリは美人だし、ポーズも上手いんだよ。
超広角(16mm)で森を撮ったら、
ヒメサユリを中心にひきこまれそうな面白い写真になった。
色白美人の紅一点といったところか。
白いヒメサユリが逆行に光り輝いて我々を魅了する。
高清水自然公園
6月中旬、ここ数年の念願となる高清水自然公園に行くことができた。
標高850mということだが、ほぼ四方を山に囲まれた盆地のような地形で、
100万本あるといわれるヒメサユリはどこもかしこも満開、思いきり堪能した。
旬の花ばかりで、まだつぼみもあり、一番いい状態のときだったかもしれない。
ひときわ背の高いヒメサユリ。
これはなんだろう。
山の稜線はほぼ水平だったような気がするが、
遠近感のせいで傾斜しているような絵になった。
ヒメサユリは真っ直ぐに伸びているから、まっ、いっか。
ヒメサユリのブロマイド写真に、ニンマリする。
斜面をかけ落ちるように下向きに咲きそろうヒメサユリの一郡。
面白そうなのでズームしてみた。
花が揃っていて、本当に今日はいい日だ。
これも立派に咲き揃った株。
森に近づくと、少しまばらな感じに。
森でも開けた場所では元気に咲いている。
高清水自然公園は約6kmにわたって、11の遊歩道が整備されている。
木道からでも手の届くところに咲いているから、たまんない。
ヒメサユリは種からだと一輪咲くのに7年近くかかる。
こんな大きな花は十年以上の古株ってことだね。
日陰に入って花びらの表情を狙ったのだが、
今思うと、なぜもっと望遠にしなかった!
白花ヒメサユリ
高清水自然公園では2箇所で白花のヒメサユリを見ることができた。
白花を記述した書籍の持ち合わせがないのだが、
生育地や花や葉の様子からは白花のヒメサユリってことでいいと思う。
南側の尾根筋が一番花数が多かった。
こちらは中腹、坂の途中で見つけたもの。
淡紫色の花と一緒に写せたので、花色の違いがよく分かる。
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