裏磐梯・五色沼
2016/09/04 (since2010/07/09)
五色沼
標高1819メートルの磐梯山は明治21年(1888年)に大噴火を起こし、
山の北側斜面を大きく吹きとばし、その土石流で川が堰き止められて
磐梯三湖である桧原湖、小野川湖、秋元湖と、
それらにはさまれて点在する大小40あまりの湖沼群を
総称して五色沼という。
裏磐梯高原はこの噴火で出来た大小約300の湖沼群が
点在する標高約800メートルの高原。
ゴールデンウィークとはいえ、ここはまだ雪も残る五色沼。
新緑もまだまだのこの季節。
薄日の中、それでも弁天沼? の色は青の色が出ていた。
枯れ草との景色は、夏になると見られまい。
・・・写真を撮っている時も自信はなかったが、ここは弁天沼だと思う。違ったらごめんなさい。
70-200 f2.6 ×1.4 1/500 f4
みどろ沼
赤色と青色、奥側の緑色と3色が楽しめるみどろ沼。
色の違いは水質や水深、水草の繁茂の違いなどの微妙なさじ加減で生じたものらしい。
色鮮やかなら沼の色にアシと
水面に映し出されたアシが沼の表情を豊かにした。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200 f2.6 USM×1.4
f4.5, 1/160s
みどろ沼を見ているときの写真。
木の枝がいっぱいあって視界全開というわけにはいかない。
これで木の葉が生い茂ったら沼が見れないのではないか?と心配したりする。
Canon EOS Kiss Digital N, EF20-35 F3.5-5.6
f6.3, 1/80s
赤が一番鮮やかなので一枚。
しかし、木の枝が視界を阻む。
Canon EOS Kiss Digital N, EF70-200 f2.6 USM×1.4
f4.5, 1/125s
弁天沼
弁天沼は五色沼の中で2番目に大きく、青白い色をしている。
弁天沼の青は枯れ草がよく似合う。
あまり無いほうが、青が濁らなくていいかもしれない。
毘沙門沼
毘沙門沼は五色沼の中で一番大きく、コバルトブルーの色をしている。
唯一ボート遊びが楽しめる沼となっている。 沼越しに雄大な磐梯山の火口を正面に望む。
沼に浮くように赤い水草が不思議な雰囲気を醸し出していた。
曇り空のため沼の色は冴えないが、磐梯山はなんとか見ることができた。