アジサイ〜太平山
2017/05/21 (since2009/06/23)
太平山のアジサイ
太平山にはアジサイの見どころとなるポイントがあるので、下で紹介します。
また、例年、アジサイが見頃となる6月にあじさい祭りが行われている。
詳細は栃木市観光協会へ
大中寺では、駐車場を降りてから山門までの坂道であじさいを楽しむことになる。
私の場合、大中寺の山門とアジサイは毎年のように挑戦してしまう。
2013年も例に漏れず、白い花を主役にしてが、きりっと締まりのある画像となった。
EOS KISS Digital N, F20-35mm F3.5-4.5
1/60s,F5.6
これは謙信平で、駐車場を降りたらすぐの所。右上にお土産屋さんが見える。
クルマで山を登らなくてはならないが、降りたらすぐ見れるのが謙信平の良さだ。
若葉に囲まれて
あじさい坂のアジサイは坂の両側のアジサイがこぼれんばかりに咲いているが、少し単調だ。
でも、一つ一つのアジサイに着目すると、また違った景色が見えてくる。
見頃を迎えたアジサイの若葉がなんと瑞々しいのだろう。
勢いよく育とうとする若葉に囲まれて咲いたばかりの花も凛としている。
葉脈が見えるよう、アジサイを撮るにしては珍し、く逆光気味の写真に挑戦。
雨上がりの朝、太平山あじさい坂駐車場近くのアジサイをクローズアップしてみた。
まだ、花の咲き始めで集団美には今ひとつだが、クローズアップしたときの状態としては最高だった。
EOS KISS Digital N, EF70-200mmL USM F2,8
1/250s,F2,8
あじさい坂の中腹から下を向いて撮ったもの。坂の様子がよくわかると思う。
それでは、各ポイントのアジサイをもっともっと堪能していただこう。
大中寺のアジサイ
太平山の南麓にある大中寺は、
江戸時代の読本「雨月物語」や境内の七不思議伝説で有名。
入口に咲くあじさい
大中寺の入口に咲くアジサイと山門をセットにしてみた。
気が遠くなるような階段に見えるだろが、緩やかで歩きやすく、
周囲の杉の森の下で昼間もほとんど日が当たらず、涼しい。
Canon EOS 7D, EF-S15-85mm f/3.5-5.6 IS USM
1/80s, F7.1, -1.00EV
別の場所で望遠にしたら、また違った雰囲気に。
それでも薄暗さに変わりなし。
ここは、人気があまりないらしく、落ち着いて写真を撮れる。
Canon EOS 7D, EF70-300mm f/4-5.6L IS USM
1/200s, F76.3, -1.33EV
雨に濡れてしっとりと気品にあふれるアジサイ。
山門を仰ぐ
大中寺の山門の手前に咲くアジサイ。
上の写真を広角で情景がわかるようにしてみた。
大中寺のアジサイは葉に虫食い跡が多く、写しにくかった。
EOS KISS Digital N, F20-35mm F3.5-4.5
1/60s,F5.6
別の場所で山門とあじさいを狙ってみた。
まだ色の揃っていない未熟な花色が野性的。
日本画
こんな紫陽花の絵があってもいいな!
EOS KISS Digital N, F70-200mm F2.8
1/1200,F5,6
太平山の南側のふもとにある、大中寺の紫陽花。
花の終わりにいったので、ちょっと寂しい感じです。
フィルム時代の作品です。
謙信平のアジサイ
朱色? 色の表現はむずかしいのですが、
見事な色、アジサイにしては変わった色だと思います。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/1000s
崖下のアジサイ群
太平山頂上付近にある謙信平の崖下にアジサイの花畑がありました。
駐車場からすぐの所で、栃木の田園風景や富士山などが見れ、見晴らしもいいのでおすすめです。
壁紙も作成しましたので上のリンクをクリックしてご覧ください。
EOS KISS Digital N, EF20-35mm F3.5-4.5
1/115s,F8
雪崩の如く
上の写真のさらに下の部分。
山の斜面に雪崩の如く色とりどりのアジサイが咲く姿は壮観。
EOS KISS Digital N, F20-35mm F3.5-4.5
1/60s,F2,8
パステルカラー
別の斜面を上から見た所。
アジサイの若葉にピンクと淡い青花の対比のやわらかさが気持ちを和ませる。
EOS KISS Digital N, F70-200mm F2.8
1/125s,F4.5
パステル色の花全体が瑞々しいのは少ないのでお楽しみください。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/2500s
アップにしても、ほらこんなにきれい!
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/2500s
少し一つ一つの花が小さくて変わった感じの白花種。
太平山は植栽のアジサイだからと思いますが、ゆっくり観察すると
いろいろな種類のアジサイを見ることができます。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/4000s, -0.67EV
駐車場から右の小道に入っていくと、
また違った光景のアジサイを見ることができています。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/1250s, -0.67EV
この日は雨交じりで霧も出ていたため、ちょっと幻想的な感じに・・・。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/2000s, -0.67EV
朱色で初めて朱色で締める、です。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5, 1/2000s, -0.67EV
あじさい坂のアジサイ
太平山の東側山麓にある連祥院六角堂の横から、
大平山神社随神門に至る参道は、
約1000段ある石畳の階段の南側にアジサイが
約2500株植えられ、
「あじさい坂」として親しまれている。
あじさい坂と石段
あじさい坂は上に行っても石段がきつくなるだけで、
なかなかいい花に出会えない。あじさい坂の終点にある大平山神社周辺も
たいした花がないことは分かっているので、今日はここらへんで引き返すことにした。
EOS KISS Digital N, EF70-200mm F2,8
1/220s,F2,8
あじさい坂入口
栃木市太平山にあるあじさい坂の入口、これは観光写真ですね。
小雨が降る状況で、坂全体に咲いているアジサイを見ると結構、趣があるものです。
太平山の麓の駐車場
からも近くこの辺まではお気軽に。
でも、アジサイそのものを楽しみたいなら、
ボリュームとか花の咲き具合の良さは謙信平の方がお勧めです。
EOS KISS Digital N, EF20-35mm F3.5-4.5
1/100s,F8
あじさい坂の終点と言ってもいいところ、ここから先はアジサイが少ない。
あじさい坂の手前を左側に上っていく階段で六角堂の脇にある。
坂としては、こちらも情緒があって落ち着いた気分になる所だ。
あじさい坂を降りてきて右を見たところ。
上で紹介した階段が少し見える。
ここは桃色のアジサイが綺麗。
右下に咲くドクダミまできれいに見えてしまう。
アジサイの咲き始めの色がなんとも瑞々しい。
青いアジサイもよいが、白花の清楚な感じは山によく似合う。
EOS KISS Digital N, EF70-200mm F2,8
1/500s,F2,8
フワッ
雨上がりの明るい光に、フワッと浮かび上がった水色のアジサイが一輪。
一つ一つがまだ若々しく、よどみがない。
あじさい坂看板近くの花。
EOS KISS Digital N, EF70-200mmL USM F2,8
1/400s,F3.2
ドキッ
石段を何段か上がったときに顕われてアジサイ。
雨に洗われて若葉の緑色とピンク色の対比が鮮やかだった。
聞く所によると、あじさい坂はアマガエルの鳴き声とセットで有名なんだそう。
こんな日に葉っぱの上にアマガエルでもいて雨音と重なるような絵が撮れるかなあ。
EOS KISS Digital N, EF70-200mmL USM F2,8
1/400s,F2,8
以下は、97/08/13公開のフィルム時代の作品をこちらのページに移しました。
太平山はあじさい坂の紫陽花です。
写真にしたのは駐車場の上の山の斜面や道端などで
できるだけ色の鮮やかな花を選びました。
清水寺のアジサイ
清水寺(せいすいじ)は下野坂東26番札所で天台宗 金滝山 清水寺である。
調べてみると天台宗には清水寺が10以上あり、この金滝山をつけないと、辿りつけない。
本尊は十一面千手観音で、僧行基の作と伝えられ、別名「滝の観音」といわれるもの。
知ったかぶりはこのへんにして、アジサイである。
まだまだ発展途上のところもあるが、それらも含めて楽しんで下さい。
竹やぶとアジサイのコラボは珍しいかな。
今まで見た大平山の光景でははじめてのもの。
青系等のアジサイも色が濃い。
一番まとまりのあった株。
裏庭は発展途上。これが2011年、あと数年で謙信平のような大群落になるのだろうか?
辞典で詳しく調べる
アジサイ科アジサイ(ハイドランジア)属>アジサイ
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