アジサイ科

アジサイ科の花

学名:Hydrangeaceae

分類:双子葉植物

従来はユキノシタ科に入れられていたが、花形の違いによりアジサイ科として独立された。17属170種が北半球に分布し高木、低木、蔓性、草本がある。葉は対生、単性、拓葉はない。花は両性、集散花序または単生、花弁4、5。萼が花弁状(装飾花)になる種類がある。一部の花が不稔性になる。
よく知られているのはアジサイだが、花に見えるのは萼で、花弁は退化している。Hydrangeaは「水差し」の意味。果実がコップ形であることに由来する。

(印象)アジサイは大きな株になるため、普通の家庭の庭なら何種類も植えることは不可能に近い。しかし、花も大きく、ガクアジサイなどを咲かせると、それはそれで、とても楽しめる。余裕があったら是非一株は植えておきたい。育て方は難しくなく、ほとんど手間いらずだしね。

 

アジサイ科の屬と花の紹介(四季の山野草編)


参考文献
日本の固有植物 (国立科学博物館叢書)   園芸植物 (山渓カラー名鑑)

最終更新日 2018/02/26

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