ミヤマナルコユリ
2018/04/01 (since2014/07/20)
ナルコユリかもしれないと思って出しそびれていたが、
2014年7月(撮影は2013年5月)に意を決してホウチャクソウとして紹介した。
ところが、ミヤマナルコユリではないか、
アマドコロかナルコユリではというメールを複数頂いた。
これは困りました。いろいろWEBとか本とか参考にして結論出しました。
アマドコロ・・・茎に稜線があるが花が真下に垂れ下がる。
本種は脇に垂れ下がっているように見える
ナルコユリ・・・下の写真で確認したところ、茎にはっきりと稜線があり、
稜線の無いナルコユリ案は没。
ホウチャクソウ・・・茎の中程で枝分かれして花をぶら下げるとのこと。
本種は枝分かれしていないのでホウyチャクソウではないようだ。
ミヤマナルコユリ・・・残ったのがこれ。減点法ですが、
葉の脇を斜めに花を振り分けるところなんか、その通りです。
というわけで、本日からミヤマナルコユリとしてご紹介します。(2016/4/4)
ただ、太平山ではホウチャクソウの写真が他にも報告されており、
あらためてホウチャクソウを見つけてみたい。
さて、この写真、大平山神社の階段、いわゆるあじさい坂を右にそれて
山道を登って行く途中に、このミヤマナルコユリがしなるように咲いていた。
昼なお暗い杉林の中ですので、露出が厳しい・・・
ミヤマナルコユリと思われる茎、葉、花。
上のミヤマナルコユリの別カット。光の具合が変わって
光のボケの所に花が来るようにしてみた。
個人的には、上の水彩画でも描いたような描写が好き。
でも、捨てきれなかったね。楽しもう。
山道の入口、売店脇の草むらにあったもの。
この株は花の形が違う。同定できているか、まだまだ不安。
結構大きな株があちこちに咲いています。
ただ、どれも似かよっていて、そういう意味では変化がなくてつまらない。
この曲線美、素敵なんだけどね〜
辞典で詳しく調べる
キジカクシ科アマドコロ属>ミヤマナルコユリ