タツナミソウ
2018/02/04 (since1998/06/14)
グラウンドカバー
日照りの夏に土が乾燥しきって山野草がたくさん枯れてしまったとき、
日陰を作ってやれば
表面の乾燥がいくらか和らぐだろうと思い、
簡単に増えて冬も越せて花も楽しめる花を探して
タツナミソウを選んた。
結果はご覧の通り、3年で一面のジャングルができました。
グラウンドカバーによる日陰は成功していると思います。
タツナミソウのお花畑はコントロールが効かないが、御覧のように豪華なものだ。
我先に上に伸びようと競い合っているような姿が美しい。
タツナミソウの奥の緑は黄花イカリソウの葉、我が家ではかなりの大株。
さらに向こうのピンクのぼけている花のかたまりはシバザクラということで、花盛り。
Canon EOS Kiss Digital N/EF70-200L USM f2.8
f3.5 1/4000
タツナミソウが夏でも威勢がいいのは、値の張り方が半端ないからだろう。
重宝しているが、いらないところにも生えてくるので、抜くことになるが
そこらじゅうの土がひっくり返されるほどで、それはそれで大変だ。
淡い紫と濃い紫の組み合わせが、若々しい緑色にマッチして彩も申し分ない。
春の庭は、フクジュソウが終わり葉が黄色くなる頃、タツナミソウの出番だ。
この黄色から紫色への花のリレーは見ていて楽しい。
青紫系
レンズを覗いていて一番ドキッとするような色を見せるのが青紫系だ。
曇りの日や夕暮れ時などだと惚れ惚れさせられる。
紅紫系
我が家のタツナミソウは基本的に白と紅と紫色だが、
品種に違いがあるのかな、名前も微妙に違いがあるかも
と思いながら十数年が経過、どうしたもんだろう・・・
春はタツナミソウが庭中に咲き誇ります。
紫色の斑点が可愛らしいが、つぼみの形は
映画エイリアンを想像させる、ちょっと怖い感じ。
青紫色系の色はちょっとした光の加減で色が全く変わってしまい
上と同じのタツナミソウがとても同じものとは思えない。
Canon EOS 7D EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.5 1/250
白花
タツナミソウの蕾はゲンコツを振り上げたような姿だ。
若葉の柔らかい緑と相まって、白い花がよりすがすがしく映る。
Canon EOS 7D/EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0 1/125
陽光を浴びたきらびやかな白い花もいいが、
少し陰った光の中で純白の花を見るのも乙なもの。
タツナミソウの花は下から咲きだす、
横顔は鯨が顎を外したような感じに見えてほほえましい。
蕾をエイリアンに見立てるとちょっとこわい。
見方はいろいろあるが、庭に白い花が咲き始めると気持ちがいい。
Canon EOS 7D/EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f8.0 1/1600
庭に白いタツナミソウが蔓延っている様子。
辞典で詳しく調べる
シソ科タツナミソウ属>タツナミソウ