パンジー
2018/02/15 (since2013/02/10)
パンジーとビオラ
パンジー、ビオラは、ヨーロッパ北西アジア原産の秋まき一年草。
パンジーの名は斑の入った花を顔に見立て、フランス風のパンセ(考える)
にちなんだ花径の大きいもので、ビオラと呼ばれる小輪多花性種と区別された。
現在は複雑に交雑された園芸品種が登場して、区別できなくなってきている。
ここでは、パンジーとしてご紹介していく。
パンジーならではの華麗な色の組み合わせ。春満喫だ。
マクロレンズの最短距離で撮影した写真のしべの部分をさらに拡大して見た。
顕微鏡でのぞきこんだような世界、そこには水晶鉱石が並んでいるような美しさだった。
とちぎ花センター
三毳山の東口にある、とちぎ花センターには中央に大きな花壇があって、
いろいろな色のパンジーが彩り鮮やかに植えられていた。
紫色に黄色が入った品種。黄色の部分の割合が多く、
クシャとした顔立ちとあいまって華やいだ感じになっている。
黄色だけだとメリハリ感に乏しく被写体としては難しい黄色のパンジー畑。
異様で威容なパンジーの塔が青空に映える。
これはピンク系の花壇。
紫系はキリッとした顔立ち。
エスニックという言葉が合いそうな赤紫系統の花。
紫の花は地味目だが、淡い紫の花を背景に華やかさを増す。
何色あるのか。一つ一つの花色が美しい。
オレンジ色のパンジーは意外と珍しいかな。
プランター
家の庭でパンジーを植えるときは、もちろんプランターだ。
鈴なり
パンジーの花が鈴なりのように折り重なって咲いている。
プランターに植えたものだが、上手に咲いてくれた。
冬から早春にかけて花の少ない時期に庭を彩るのに欠かせない花だ。
Canon EOS Kiss Digital N, EF18-55mm f/3.5-5.6
f5.6 1/800,
パンジーという花はスミレ科に属するが、スミレほど可憐さは無く、
どちらかというと大柄で派手な花なので、写真としては持て余して気味。
ところが、今年はとろけるような写真に挑戦してみようと思ったところで
パンジーにできるだけ近づいて撮ったところ、気に入ったのがこれ。
Canon EOS 7D, EF100mm f/2.8L Macro IS USM
f4.0 1/640, -0.33EV
2016年に我が家にやってきたパンジーたち。
かなり濃い紫色、珍しい。
これらのパンジーは栃木の高校生が育てたものとのこと。
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